X(旧Twitter)の「ブロック機能」は効果なし? マスク氏による「同機能の削除」予告で物議

» 2023年08月20日 23時30分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 X(旧Twitter)のリンダ・ヤッカリーノCEOは8月18日(米国時間)、ブロックとミュートを優れた機能にするとの考えを投稿した。

 これはイーロン・マスクCTOがブロック機能の削除を明らかにした約10時間後に投稿された内容だ。ヤッカリーノCEOは次のようにコメントしている。

Our users’ safety on X is our number one priority. And we’re building something better than the current state of block and mute. Please keep the feedback coming.(現在のブロックとミュートより優れた機能を構築しています。皆さんからのフィードバックをお待ちします。)

ブロック Twitter X リンダ・ヤッカリーノCEOの投稿

 マスク氏の「Block is going to be deleted as a “feature”, except for DMs(ブロック機能を無くす予定。ただしDMを除く)」という投稿を受け、Xではさまざまな意見が飛び交っている。削除されることで「困る」との意見や、「そもそも必要のない機能」だとする意見もある。

ブロック機能、実は効果がない?

 ブロック機能の代わりになりそうな機能として、指定した相手の投稿のみを表示しないミュート機能が存在するが、その相手が別のアカウントを作成すれば効果がない。一方でブロック機能を使わずにフォロワーを削除できる機能もあり、ブロック機能が本当に必要かどうかは利用シーンによって見解が分かれそうだ。

 掲示板サイト「2ちゃんねる」元管理人である、ひろゆきこと西村博之氏は「ブロック機能がなくなることで、ストーカーのようにまとわりつくリプライ(返信)から攻防できなくなるのではないか?」との不安を投稿した人に対し、「ミュートで良くないですか?」と一蹴り。

ブロック Twitter X ひろゆき氏の投稿

 ブロック機能の削除が日本における誹謗中傷対策そのものに大きな影響を与える可能性を危惧する人もいるが、自分への嫌がらせや誹謗中傷などを理由に相手をブロックしても、その相手がXアカウントをログアウトした上で自分の投稿をブラウザで見たり、新たに作成したアカウントで閲覧したりできるため、ブロックが効果てきめんか? と問われるとそうでもない。

 「誹謗中傷などに本当に有用な対策が何か」という点や、現行の機能の適切な使い方も含め、Xの在り方が問われているようだ。

ブロック Twitter X X(旧Twitter)のイメージ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月09日 更新
  1. コンセントに挿すだけで見守れる「Wi-Fiセンシングプラグ」発売 人感センサーよりも広範囲に検知 (2026年04月07日)
  2. メルカリで詐欺に遭った話 不誠実な事務局の対応、ユーザーが「絶対にやってはいけない」こと (2025年04月27日)
  3. 「Google Pixel 10a」を実質3万9800円で入手する方法 先代「Pixel 9a」から“値上げしなかった”理由 (2026年04月07日)
  4. 「任天堂3DSの未使用品、素手で触るなよ」――中古店による「素手持ち」写真が物議 商品ランクの定義とは? (2026年04月07日)
  5. 「Google Pixel 10a」はどこが安い? 一括価格と2年間の実質負担額を比較、お得なキャリアはココだ (2026年04月08日)
  6. 依然として人気の高い「iPhone SE(第3世代)」、2万円台のお手頃価格も魅力 Back Marketの販売ランキング (2026年04月07日)
  7. 「Google Pixel 10a」が日本上陸 価格は据え置きの7万9900円から 日本限定カラー「Isai Blue」も (2026年04月07日)
  8. 「メルカリで稼げなくなる?」の声広がる 事業者は「個人アカウント」利用不可に きょうから規約改定 (2025年10月22日)
  9. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  10. “電話離れ”は若者だけじゃない? 相手の時間を奪わないツール選択のセンスが問われる時代に (2026年04月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年