X(旧Twitter)のiOSアプリのアップデートに伴い、アイコンのデザインが変更された。手が加えられたのはアプリアイコン中央にある「X」ではなく背景。これまでの黒無地からガラスが割れたときに入るような亀裂が加わった背景に変わった。
ITmedia MobileはiPhone 14 Pro Maxを用意し、Xアプリバージョン10.2へアップデートしてみたところ、アプリアイコンの背景が変わった。
イーロン・マスク氏のアカウントもXのアイコンだが、2023年8月16日13時30分時点において同氏のアイコンに変更はないようだ。
実は背景が黒無地を基調としたアプリアイコンはXだけではない。UberやNewsPicks、それに昨今話題のThreads(スレッズ)なども黒無地基調だ。
徐々に黒色と化していく、さまざまなサービスのアプリアイコン。理由として、「明るいトーンのカラフルなアイコンは目に良くない」「他アプリとの差別化になる」という意見を目にするが、仮に同色のアイコンがスマートフォンの画面に並んだ場合、見分けづらくなるし、差別化にもなりづらいはずだ。
ただ、一方でスマホなどで採用が増える有機ELディスプレイ(OLED)は有機ELを発光させないことで黒(グレーなどではなく、真っ黒)を表現するため、黒色のアプリアイコンが画面に並んだ場合、カラフルなアイコン表示に比べて、消費電力量が少なくなるはずだ。
それはさておきX(iOS)アプリアイコン背景の変更理由は何だろうか?
イーロン・マスク氏はThreads(スレッズ)を提供する米Metaのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)に対し、対戦をXでストリーミング配信するとの意気込みを投稿していた。
XのiOSアプリアイコンに亀裂が入ったのは、マスク氏とザッカーバーグ氏の関係に亀裂が入ったのか、はたまた別の意味を持つのか、今後の動向が気になるところだ。
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