縦折りスマホの頂上決戦 「motorola razr 40 ultra」と「Galaxy Z Flip5」はどちらが買い?(3/3 ページ)

» 2023年10月17日 11時30分 公開
[村元正剛ITmedia]
前のページへ 1|2|3       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

電池持ちはmotorola razr 40 ultraが上回る

 バッテリー容量は、motorola razr 40 ultraが3800mAhで、Galaxy Z Flip5が3700mAh。どちらも5Gスマホとしては少なめだ。だが筆者が両モデルを同じように使っていると、電池持ちはmotorola razr 40 ultraの方がいいと感じられた。

 そこで、実際の電池持ちを比較するべく、メインディスプレイの明るさを100%にして、「YouTube」アプリで同じ動画(1080p)を再生してみた。電池残量97%で再生を開始し、1時間おきに残量をチェックしたところ、motorola razr 40 ultraは90%→84%→77%と減っていき、Galaxy Z Flip5は88%→80%→72%となった。やはり、電池持ちはmotorola razr 40 ultraの方がよさそうだ。

motorola razr 40 ultraとGalaxy Z Flip5比較 このように開いた状態で「YouTube」アプリを起動し、同じコンテンツを同じ画質、同等の音量で再生して、電池の減り方を比較した

 筆者が1週間ほど使い比べた印象では、どちらのモデルも標準的な使い方では1日で電池がなくなることはなさそう。motorola razr 40 ultraは使い方によっては2日持ちそうで、Galaxy Z Flip5は2日持たせるのは厳しいかも、と感じた。

motorola razr 40 ultraとGalaxy Z Flip5比較 motorola razr 40 ultraの「設定」→「バッテリー」の画面。省電力モードはAndroid標準の「バッテリーセーバー」のみだが、電池寿命を長くする機能が充実
motorola razr 40 ultraとGalaxy Z Flip5比較 Galaxy Z Flip5の「設定」→「バッテリーとデバイスケア」→「バッテリー」の画面。独自の「省電力モード」や、電池効率を変える「パフォーマンスプロファイル」「急速ワイヤレス充電」など、多彩な機能を備えている

スピーカーの音質はどちらも満足レベル

 内蔵スピーカーは、どちらも2口。開いた状態での上部と下部に搭載されていて、ステレオ音声を楽しめる。両モデルともにボリュームを上げた場合の音割れなどはなく、左右のバランスの取れた音量で出力される。「Dolby Atmos」に対応し、好みの音質に調整できることも共通している。

motorola razr 40 ultraとGalaxy Z Flip5比較 motorola razr 40 ultraのサウンド設定画面。自分好みの音質にカスタマイズできる
motorola razr 40 ultraとGalaxy Z Flip5比較 Galaxy Z Flip5も自分好みの音質に調整できる

 音楽アプリの操作は、閉じたままで外側ディスプレイで行える。両モデルともにコンパクトなのでポケットに収めやすく、ワイヤレスイヤフォンで聴く場合、スマホをサッと取り出して、素早く楽曲を確認したり、選択・再生したりできることも利点といえる。

motorola razr 40 ultraとGalaxy Z Flip5比較 左がmotorola razr 40 ultra、右がGalaxy Z Flip5。どちらも外側ディスプレイで「YouTube Music」「Spotify」などの操作ができる

両モデルとも完成度は高い 好みで選ぶのが得策

 メーカーは異なるものの、サイズや仕様に似ている部分が多い両モデル。使い比べる前は、5世代目で、プロセッサの性能でも上回るGalaxy Z Flip5が勝る部分が多いのでは? と予測していた。カラバリやアクセサリーの豊富さでもGalaxy Z Flip5に軍配が上がる。しかし、実際には、motorola razr 40 ultraも楽しく快適に使えた。閉じたままで使えるアプリが多く、電池持ちがいいことなど、優位性を感じた部分もある。

 モトローラの折りたたみスマホが日本で発売されるのは、これが2台目だが、グローバルでは4世代目となる。両モデルともに完成度を高めて、外側ディスプレイを大きくし、新たなフェーズに入ったと感じさせてくれる製品だった。どちらを選ぶかは迷うだろうが、直感で選んでも後悔しないと思う。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月10日 更新
  1. iOS 27は「iPhone 11」以降で利用可能 iOS 26から据え置きで過去最大のiPhoneに対応 (2026年06月09日)
  2. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  3. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【6月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2026年06月08日)
  4. 「iOS 27」はアプリの起動速度が30%高速、最適な通信切り替えも iPhone 11やiPhone SE(第2世代)も対応 (2026年06月09日)
  5. JR東日本が2027年春から「二次元コード乗車券」を導入 近距離券売機での磁気券は順次廃止へ (2026年06月09日)
  6. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  7. IIJmioのスマホ大特価セール 中古「iPhone SE(第3世代)」が4980円、「OPPO Reno11 A」が9980円など (2026年06月09日)
  8. 次世代の「Siri AI」発表 ユーザーを理解した応答が可能、表現力も向上 26年後半に英語から対応 (2026年06月09日)
  9. WWDCで「折りたたみiPhone」に言及なしも、Apple版「大画面×AI」に期待できるワケ (2026年06月09日)
  10. 「それ、家じゃダメなの?」──スタバ長時間滞在に冷ややかな目 “スマホ操作”に“PCで仕事”も (2026年06月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー