人物はまず背景ぼかしてないやつ。
次はポートレートモード。どちらも2xに設定している。
ポートレート時の肌の色がちょっと違うのでそこはお好みで。
ポートレートモードに関しては、通常の写真モードでもポートレートのオンオフがワンタッチでできる上にボケ具合もコントロールできる点でiPhone 15 Pro Maxは素晴らしいし、5xでもポートレートモードを使える。
Pixelはポートレートモードだと1.5xと2xになるなど(ただし、最高3xまでスライダーで上げられる)ちょっと柔軟性に欠ける。
その点でいちいちポートレートモードにする必要のないiPhone 15 Pro Maxがいい。
次は料理を撮ってみる。
料理をどう撮るかはまあ人それぞれなのだが、広角カメラでちょっと近づいて撮ろうとなったとき、iPhone 15 Pro Maxはちょっと不利だ。
前述した通り、Pixel 8 Proより早めにマクロモードになっちゃうのである。
マクロモードだとメインカメラに比べて画質が落ちるので料理撮影にはあまり使いたくないところ。
ただ、iPhone 15 Pro Maxは35mmとか48mmとかその辺に切り替えて撮れる(そうするとちょっと大きく撮れるので近寄らなくてもいい)のでそちらを活用したい。
夜景モード(あるいはナイトモード)出現当初のスマートフォンは夜の撮影になるとすぐナイトモードに入って数秒待たされたものだが、今やカメラ性能もあがり、多少暗い程度では自動的にナイトモードにならない。明るい街中だとまず出番なし。「このくらいなら通常の写真モードで十分ですよ」といわれているようである。
次の写真はどちらも通常の写真モード。iPhone 15 ProもPixel 8 Proも暗いと自動的に「ナイトモード」に切り替わる仕様だが、このケースではならなかった。
1つ予想外の結果が出たシーンがあったのでここに掲載したい。
横断歩道の標識がiPhone 15 Pro Maxはしっかり出ているのにPixel 8 Proは白く飛びかけているのである。HDRの働き。
ちなみにiPhone 15 Pro MaxとPixe 8 Proを比べると、Pixel 8 Proの方がちょっと速くナイトモードに入るようだ。
ナイトモード(夜景モード)時の撮影ではどちらも優秀なデキでありました。
カメラは3つだけど、その間で撮りたいことって多いよね、
てなわけで、3xの望遠にして撮り比べ。デジタルズームの画質がいいといわれるPixelと、今までデジタルズームの画質がイマイチといわれていたiPhoneの差は広がったか縮まったか。
目元とか髪の毛とか非常に細かいところはどうか。iPhone 15 Pro Maxもあまり不自然じゃなくて十分使えるけど、ディテールを等倍表示するとPixel 8 Proの方がシャープだ。
人じゃないものもってことで、なぜか鶏。人物ではディテールまで気になっても、鶏だと全然気にならないというのが面白いよね。
結論としては、重箱の隅をつつかなければ、どっちも優秀。
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