若年女性は約半数、学生は43%が「フリック入力」を利用――ドコモ「モバイル社会研究所」が調査

» 2023年11月09日 17時00分 公開

 NTTドコモのモバイル社会研究所は11月9日、スマートフォンの文字入力における「フリック入力」の利用状況を調査した結果を発表した。今回の調査では、「スマートフォンの操作」について尋ね、選択肢から「フリック入力を使っている」を選択したユーザーを「フリック入力利用者」として集計している。

若年層ほど「フリック入力」 ただし男女差あり

 調査によると、男女共に若年層ほどフリック入力を利用している割合が高い傾向にあり、特に15〜24歳の女性は、約半数がフリック入力を利用していた。この年代は他の年代と比べて利用率の男女差も大きく、男性は14ポイントほど低い33%にとどまっている。

 他の年代に目を向けると、60から79歳の年齢層以外では女性の方がフリック入力を使っている比率が高いことも分かった。

モバイル社会研究所 フリック入力を利用している人の割合(性/年代別)

職業別に見ると「学生」が多い

 この調査を「職業別」にして見てみると、学生のフリック入力利用率は43%と、他の属性よりも顕著に高かった。他の属性における利用率は、会社員/団体職員が23%、公務員/教職員が22%となった。一方、専業主夫/主婦(14%)と無職(15%)の利用率は低かった。

モバイル社会研究所 フリック入力を利用している人の割合(職業別)

フリック入力する人の「サービス」の利用動向は?

 次に、フリック入力の利用の有無によって、スマホの各種サービスの利用率に違いがあるかを調査した。どの年代でも、フリック入力の利用者は各サービスの利用率が平均よりも高く、スマホで使えるサービスを積極的に使う傾向にあることが分かった。

 中でも、60〜79歳でフリック入力を利用している人のサービス利用率は平均より顕著に高く、SNSや地図などの他、電子決済は平均より20ポイント以上高い。

 一方で、15〜24歳でフリック入力を使っていない人のサービス利用率の低さも目立つ。ネットショッピング、SNS、地図などは、平均より10ポイント以上低かった。

モバイル社会研究所 スマホでの各種サービスの利用率

フリック入力と「日常的なPC利用」は相関性があるのか?

 今回の調査では、フリック入力tの利用率とPCの利用状況の関係も調査された。年代別に比較した結果、25〜39歳、40〜59歳の年齢層では日常的にPCを利用する人はフリック入力を利用する傾向にあることが分かった。一方で、若年層と高齢層(15〜24歳/60〜79歳)では、PCの利用状況とフリック入力の利用率に有意な相関性は見られなかった。

モバイル社会研究所 フリック入力を利用している人の割合(パソコンの利用有無/年代別)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月22日 更新
  1. キャリアショップや家電量販店よりも厳しい現実――街中の「併売店」の“今”を探る (2026年09月21日)
  2. 月40GBになった「ahamo」はどれだけお得? 他社中容量プランと比較、「大盛り」に意外な落とし穴も (2026年09月21日)
  3. 「マイナポータルアプリ」が「マイナアプリ」へ刷新されて何が変わった? メリットや利用方法を解説 (2026年09月20日)
  4. iPhone 18 Proに保護フィルムを貼るとFace ID認証できない不具合 原因は“赤外線カメラの位置” (2026年09月19日)
  5. 出そろった「iPhone 18 Pro」の価格を4キャリアで比較 ソフトバンクが衝撃の安さ、楽天モバイルが異例の施策 (2026年09月13日)
  6. 「かつて警察が出動した」──iPhone発売時に「行列徹夜組」が激減したワケ あの“盛り上がり”がもたらした意味 (2026年09月21日)
  7. Amazonで低評価だった「Google Pixelsnap リングスタンド」が大満足だった理由 (2026年09月21日)
  8. フォルダブル歴5年の筆者も驚いた「iPhone Duo」の完成度 ソフトウェアの力で再定義できるか (2026年09月19日)
  9. ドコモでiPhoneのeSIMクイック転送が利用できない不具合 Appleオンラインストアで購入+機種変更手続きが対象 (2026年09月21日)
  10. Androidでおサイフケータイを使いたくない理由 初期化で消えないデータと売却時の落とし穴 (2026年09月19日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー