モトローラ・モビリティ・ジャパンは12月12日、代表取締役社長に仲田正一氏が就任したことを発表した。同社は仲田氏をトップに据え、変化し続けるニーズに応える他、リーダーシップの発揮などを掲げている。仲田氏は長きに渡って通信業界に関わってきた人物。
仲田氏はさまざまな通信事業の立ち上げ、ソリューション開発などを経験した。欧州向けのiモード端末の企画開発を支援した他、Android端末導入によるNTTドコモのスマートフォン市場参入をけん引した実績がある。常に探究心を持って新規ビジネス開発にチャレンジを続け、日本、オランダ、米国など複数地域の大手組織で要職を務め、直近では米国NTT DOCOMO USA, Inc.の社長兼CEOを務めた。
通信業界で新規事業開発や製品企画開発などを経験した仲田氏は、レノボのアジア太平洋地区モバイルビジネスグループ・エグゼクティブディレクターのプラシャンス・マニ直轄として、モトローラのビジネスをリードしていく。仲田氏は「革新的な技術とチャレンジ精神を持ち、通信業界を牽引し続けるモトローラで、新たなビジネスへ挑戦し、日本の携帯電話市場のさらなる発展へ貢献したい」と述べた。
モトローラ・モビリティ・ジャパンは2023年、折りたたみ端末「motorola razr 40 ultra」「motorola razr 40」を日本市場に投入。同端末ならではの使い勝手や、独自のソフトウェア体験価値をアピールしているレノボのアジア太平洋地区モバイルビジネスグループ・エグゼクティブディレクターのプラシャンス・マニ氏と、レノボ・ジャパンの代表取締役社長を務める檜山太郎氏が仲田氏の社長就任に関してコメントした。
仲田氏のこれまでの業界での経験とモバイル技術の深い知識が加わることで、当社のビジネスに新たな価値をもたらし、日本市場および顧客へのコミットメントの達成に寄与することでしょう。仲田氏のリーダーシップのもと、モトローラを日本におけるAndroidブランドのトップブランドへと導いてくれると期待しています。
この度、仲田氏をモトローラの新たなリーダーとして迎えることを大変嬉しく思います。今後、仲田氏を中心に従業員一人ひとりがこれまで以上に高い意欲と責任をもって業務に取り組み、優れた製品とサービスを日本のお客様へ提供することで、さらなるビジネスの成長を推し進めることを期待しています。
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