独AlgoriddimのDJアプリ「djay」(iOS/iPadOS/macOS)が、2月2日のアップデート(バージョン5.1)で音楽ストリーミングサービス「Apple Music」に対応した。同サービスの契約者はアカウントを接続することで、1億曲以上の楽曲を使ってDJプレイが楽しめるようになる。SNSでは「革命だ」と高く評価する声が相次いでいる。
djayは手持ちの楽曲を使ってDJプレイが楽しめるアプリ。物理的なミキサーやターンテーブルがアプリ上で再現されている他、ボーカルや楽器ごとの音声分離機能、AIによる自動ミックス機能、DJコントローラー接続への対応など、豊富な機能を備えている。無料でも使えるが、複数の機能にアクセスするには有料プランを契約する必要がある。
対応OSはiOS/iPadOS/macOS/Android/Windowsで、AppleのVision Proにも対応することが予告されている。
これまではDJプレイに使用する楽曲をユーザー自身が購入するなどして集める必要があったが、今後はApple Musicに登録された楽曲を選択してDJプレイに使える。AIによる自動ミックス機能で、好みの楽曲をdjayによる自然なつなぎで流し続けるような用途も実現することから、Xでは喜びの声があふれている。
ただし、Apple Music上の楽曲を利用する場合は音声の分離など一部機能の制限が入るようだ。
djayは過去に音楽ストリーミングサービス「Spotify」と提携し、同様にSpotify上の楽曲を使える機能を提供していたが、2020年に同機能の提供を終了した。
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