Googleが国内スマホシェア3位に 2023年の携帯出荷台数は過去最少に

» 2024年02月09日 15時32分 公開

 MM総研は、2月7日に2023年暦年(1〜12月)国内携帯電話の出荷台数を発表した。

 2023年暦年の総出荷台数は2801.3万台(前年比16.9%減で)、日本でスマートフォンが登場した2007年以降の総出荷台数として初めて3000万台を下回り過去最少となった。スマートフォン出荷台数が2628.6万台(同17.0%減)、フィーチャーフォンは172.7万台(同16.0%減)と過去最少を更新。スマートフォン比率は93.8%(同0.1ポイント減)で、5Gスマートフォン出荷台数は2603.1万台(同13.4%減)とスマートフォン全体の99.0%に拡大している。ミリ波対応スマートフォンは137.6万台で同じく5.2%となった。

MM総研 国内携帯電話端末の出荷台数推移(暦年)
MM総研 ミリ波対応スマートフォン出荷台数

 スマートフォンのチャネル別出荷台数の内訳では、携帯キャリア出荷台数が2398.5万台(シェア91.2%)、オープン出荷台数は230.1万台(同8.8%)となった。携帯キャリア市場の事業者別出荷台数は、NTTドコモが845.5万台(シェア32.2%)、ソフトバンクが784.1万台(同29.8%)、KDDIが654.1万台(同24.9%)、楽天モバイルが114.8万台(同4.4%)で、NTTドコモとKDDIの台数減少が目立った。

MM総研 携帯電話事業者別のスマートフォン出荷台数シェア

 2023年のメーカー別総出荷台数シェア1位はAppleで、2012年から12年連続で1位を獲得した。出荷台数は1438.9万台(前年比6.8%減)、総出荷台数シェアは51.4%(同5.6ポイント増)、スマートフォンのみの出荷台数シェアでは54.7%(同6ポイント増)となる。市場全体の買い替え需要の低迷で出荷台数は減少するがブランド力や人気でシェアは増加し、前年のiPhone14シリーズと比較すると2023年9月発売のiPhone15シリーズは在庫も潤沢だったことが寄与したとしている。

 総出荷台数シェア2位はシャープで286.9万台(シェア10.2%)、3位はGoogleで246.8万台(同8.8%)。4位はサムスン電子で191.4万台(同6.8%)、5位は京セラで165.5万台(同5.9%)、6位はソニーで149.5万台(同5.3%)となり、上位6メーカーで88.4%を占める。FCNTは2023年5月に民事再生法を適用したことで一時期出荷が停滞したため今回はランク外となっているが、レノボ傘下となり2024年に本格稼働を再開する見込み。

 スマートフォン出荷台数シェアは、2位はシャープの250.1万台(同9.5%)、3位はGoogleの246.8万台(同9.4%)、4位はサムスン電子の191.4万台(同7.3%)、5位はソニーの149.5万台(同5.7%)。総出荷台数5位の京セラはフィーチャーフォン台数を含むためスマートフォン市場ではランク外となり、上位5メーカーで86.6%を占める結果となった。

MM総研 2023年携帯電話出荷台数シェア/スマートフォン出荷台数シェア

 2023年の総出荷台数はスマートフォンが登場した2007年以降で過去最少かつ台数も3000万台割れ、スマートフォン出荷台数は2012年以降で最少と低迷した理由について、同社は端末の品質向上による買い替え需要の低下、フィーチャーフォン利用者減によるスマートフォンへの特別販売施策の減少、端末割引施策の縮小と分析している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月26日 更新
  1. 「0.2秒で冷却」をうたうペルチェ素子搭載の腰掛けファン Amazonで53%オフ (2026年07月24日)
  2. ドコモが「iPhone 17」シリーズや「iPhone Air」を値上げ 一部機種は残価も引き上げ、実質負担額の影響は? (2026年07月24日)
  3. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  4. 330円で手に入る「足元灯」「非常灯」 充電式になって利便性向上 (2026年07月25日)
  5. 従来の健康保険証は7月31日で利用不可に 8月1日以降は「マイナ保険証」の利用を (2026年07月24日)
  6. サムスンが「Galaxy Z Fold8」で横長折りたたみを投入する理由 AIの進化にもマッチ、“iPhone包囲網”も万全か (2026年07月25日)
  7. 界面活性剤とマイクロファイバーでタッチパネルをきれいに! ダイソーで220円の「スクリーンクリーナー」を試す (2026年07月25日)
  8. モトローラから新しいミドルレンジスマホ「moto g37」シリーズ登場 ソフトバンク、楽天モバイル、ドコモも取り扱い (2026年07月24日)
  9. なぜ「LINE VOOM」は嫌われたのか 保護者を悩ませた“子供たちの抜け道” (2026年07月24日)
  10. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー