米Googleは2月26日(現地時間)、スマートウォッチOS「Wear OS」に関する複数の新機能を発表した。
「Pixel Watch」などのWear OS 3以降のOS搭載スマートウォッチに「Googleマップ」アプリをインストールし、位置情報を有効にしていると、最寄りの公共交通機関の駅が表示され、駅をタップするとリアルタイムで次の上りおよび下りの列車の発着予定を「○分後」と表示されるようになった。
こちらは一般ユーザーには直接は関係ないが、ハードウェアパートナーと協力し、「Wear OSハイブリッドインタフェース」の機能を拡張し、電力とパフォーマンスを向上させたという。
この機能はまず、同日中国OnePlusが発表した「Wear OS 4」搭載スマートウォッチ「OnePlus Watch 2」に搭載された。
この機能は、パワーを必要とする高性能AP(Application Processor)と超低電力消費のMCU(MicroController Unit)で構成するデュアルチップセットアーキテクチャを備えるスマートウォッチが、アプリからの通知などの操作を2つのチップセットを切り替えて提供することで消費電力を減らすというものだ。
Googleによると、この新機能により、スマートモードですべての機能にアクセスできる状態で、通常使用で最大100時間バッテリー寿命を延長できるという。
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