英Nothing Technologyは3月5日(現地時間)に新型スマートフォン「Nothing Phone (2a)」を発表した。価格はメモリ12GB、ストレージ256GBのモデルで5万5800円(税込み)。出荷は3月末から行われる予定だ。
背面のデザインは「Phone (2)」から変わったが、アイデンティティーといえるLEDの「Glyphインタフェース」により、通知や音量調整が視覚的に分かる。
アウトカメラはメインカメラと超広角カメラの2眼構成で、ともに5000万画素のイメージセンサーを採用。メインカメラは1/1.56型(F1.88)のレンズで、光学式/電子式手ブレ補正に対応する。超広角カメラは1/2.76型(F2.2)のレンズを備える。
プロセッサはMediaTekの「Dimensity 7200 Pro」(TSMCの4nmプロセス)で、メモリは8GB/12GB、ストレージは128GB/256GBから選択できる。OSはAndroid 14ベースのNothing OS2.5。内蔵バッテリーの容量は5000mAhで、45Wでの急速充電が可能だ。
ディスプレイは6.7型の有機ELディスプレイを搭載する。最大輝度は1300ニト、リフレッシュレートは30〜120Hz。画面占有率は91.65%で、ベゼルレスをアピールする。なお、Phone (2)と同じく上部にパンチホールがあるタイプで、この部分に3200万画素(1/2.74インチセンサー)でF2.2のインカメラを搭載する。
耐久性能については、「水深25cmの水に20分間沈める」「前面・背面ディスプレイをスチールウールで2000回以上擦過する」「高さ1.5mから14パターンの角度で24回落下させる」などの試験を実施した、と製品ページで紹介している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.