モトローラの縦折り式スマートフォン「razr 40 Ultra」は、閉じても使える3.6型の大型アウトディスプレイを搭載しており、実用性も高いモデルです。日本ではベーシックなブラックモデルのみが販売されていますが、海外ではパントーンと連携したマゼンダカラーモデルもあり人気になっています。そのrazr 40 ultraに2024年向けの新色が登場しましたが、こちらもパントーンと提携したモデルになっています。
この新色は「Peach Fuzz(ピーチファズ)」。パントーンの2024年のトレンドカラーであり、同社のプレスリリースによると「他者を暖かく受け入れる共感・共存のメッセージが込められた色」「暖かいコミュニケーションを育む力を持っており、医療の現場にもマッチした色」とのこと。ちなみにrazr 40 ultraの既存カラーのマゼンダも、2023年のパントーンのトレンドカラーである「Viva Magenta」です。
背面のヴィーガンレザー部分のPeach Fuzzに合うように、フレームはやや黄色味を抑えたゴールド系の色合いにしています。背面は優しさを、側面からはちょっと上品な雰囲気が味わえます。
razr 40 ultraのカラバリの中でもこのPeach Fuzzは大人向けともいえる色合いですね。また、こうして2年続けてパントーンカラーを出してくると、恐らく2025年のモデルにも採用されるのでしょう。2025年に「razr 50 ultra」が出てくるかどうかは分かりませんが、色で楽しませてくれるシリーズ展開は継続してほしいものです。
縦折り式のスマートフォンは、たためばコンパクトな大きさになり、ファッションアイテムとしても持ち歩きたくなるでしょう。そんな製品に最新のトレンドカラーが採用されれば、razr 40 ultraの人気に再び火をつけてくれそうです。幸いなことに日本にはまだ1色しかrazr 40 ultraは投入されていませんから、この新色を2024年モデルとしてぜひ販売してほしいものです。
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