スマホの故障はいつ、誰にでも起こりうるリスクです。スマホに全てを集約している分、スマホ使えなくなったときは連絡が取れないだけでなく定期券が使えない、スマホ決済ができないなどかなり不便を被ります。
スマホでいちばん重要なのはハードではなくその中のデータです。日常的にバックアップを取る習慣は身につけるべきでしょう。必要であればiCloudやGoogle Cloudなどを契約することも検討すべきです。前者は200GBで月400円、後者は100GBで月250円と、保険よりは安く、Amazonプライム会員ならAmazon Photosが無制限でバックアップに利用可能です。
また、スマホ向けの保険も有効です。AppleCare+の場合は月額580円〜1740円、NTTドコモのsmartあんしん保証の場合は月額330円〜1100円に加えて、利用時の免責金額がそれぞれ平均1万円かかります。2年間使うと、おおよそ3万円以上かかるため個人的にはナシと判断していましたが、端末の高額化に伴う修理費用の高騰や、トータルサポートを受けられることを踏まえると検討の余地はあります。
負担を軽減したい場合はクレジットカードやMVNO回線付帯の端末保証なども検討してもいいかもしれません。
データを分散化させるのも有効です。例えば、バックアップ用にサブ端末を持つ、CellularモデルのiPadを持つといった対策も有効ですし、モバイルPASMOはApple Watchに入れておけばiPhone故障時にも利用可能でした。
複数の端末を使う人は自然とデータ保管にクラウドを利用するようになり、突然の故障でもダメージが軽減されるはずです。
今回はキャリアの返却プログラムを利用した小技を紹介しましたが、こういった普段から突然の故障に備えた対策も必要なのだと、強く感じました。
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