この製品の最大の欠点は「取り付けられるスマホの厚みが1cmまで」という部分だ。ここまでケースを取り付けていないiPhoneで試していたが、一般的なスマホケースを取り付ける場合、厚みは1cmを超えるだろう。
ワンハンドシャッターを使う度にスマホケースを取り外すという使い方は考えにくいので、スマホの厚みには注意したほうがいい。
さらに実際に使って分かった部分として、iPhoneの場合は手が画面下部のホームバーに触れてしまい、アプリのタスク切り替えが発動してしまうことがあった。この問題を回避するには、iPhoneを左に少しずらして装着するといいかもしれない。
しばらくワンハンドシャッターを使ってみたが、安っぽいプラスチックの質感と550円という価格からは想像できないほど実用的だった。中指と薬指、小指でグリップを保持して、人さし指でシャッターを切る。スマホを片手で持って写真を撮る場面が非常にラクになる。
特にモノにこだわりがなく、例えば観光地を巡ったり、遊園地に行ったり、手軽にスマホで写真を多く撮る予定がある“ここぞ”という日に装着して使うといいだろう。画面に表示されたシャッターボタンを押そうとして地面に落としてしまうといった事故を防げるはずだ。
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