レノボ傘下で再スタートを切ったFCNTのミッドレンジスマートフォン「arrows We2」と「arrows We2 Plus」が発売された。MNOからMVNOまで、幅広い販路で発売されているが、どこで買うのがお得なのか。主要な販路ごとの価格をまとめた。価格はいずれも税込み。
arrows We2の価格はドコモが最もシンプルだ。端末購入プログラムの「いつでもカエドキプログラム」の対象外だが、もとの価格が2万2000円と安いので、一括で購入してもお財布に優しいだろう。さらに、MNPで契約すると「5G WELCOME割」が適用されて1万6500円が引かれ、5500円になる。
【更新:2024年8月29日19時40分 arrows We2について、ドコモのMNPでの価格を追記しました。】
auは「スマホトクするプログラム」の対象になっており、au Online Shop お得割の割引を含めると、MNPなら2年間実質47円で運用できる。UQ mobileは契約種別だけでなく、契約する料金プランによって価格が異なるのでやや複雑だが、MNPでコミコミプランかトクトクプランを契約して「増量オプションII」に加入すると、一括価格が5501円になり、さらにスマホトクするプログラムに加入すると、2年間実質47円になる。
MVNOではIIJmioが安く、2024年10月31日までにMNPで契約すると、1万9800円の特価で購入できる。
よりスペックの高いarrows We2 Plusは、Snapdragon 7s Gen 2、8GBメモリ+256GBストレージ、光学式手ブレ補正対応の5010万画素カメラを搭載しながら、約5万円〜6万円台の価格を実現している。
割引なしの一括価格最安は4万9900円の楽天モバイルで、MNPならさらに1万2000ポイントが還元される。IIJmioのarrows We2 Plusにも注目したい。IIJmioモデルはメモリを通常の8GBから12GBに増量しながら、MNP特価で3万6800円を実現しており、これは楽天モバイルのarrows We2 Plusをもしのぐ安さだ。
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