Yahoo!カーナビ、合理的なUIに進化 建物などは3D表示で視覚的に分かりやすく

» 2024年09月07日 07時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]
Yahoo ヤフー 地図 「Yahoo!カーナビ」

 マップボックス・ジャパンは9月5日、LINEヤフーのカーナビアプリYahoo!カーナビのユーザーインタフェース(UI)を改善し、建物などを立体的に表示できるようになったと発表した。マップボックス・ジャパンは2019年10月から、Yahoo!カーナビの地図表示システムを提供している企業だ。

 アップデート前のUIでは、スマートフォンやタブレットのディスプレイの上部に検索バーなどがあり、ズームボタンや設定のアイコンは下部にあったため、スムーズに操作しづらい感があった。

 アップデート後のUIでは、トップ画面や運転中マップ画面において、検索バーやメニューボタンを画面下部に配置。アップデート前のわずらわしさはなくなり、合理的なUIへと進化した。

Yahoo ヤフー 地図 指をあらゆるところへ移動させずに済み、限られた範囲内でよく利用する機能にアクセスできるようになった
Yahoo ヤフー 地図
Yahoo ヤフー 地図

 マップボックス・ジャパンは、地図のデザインも見直し、道路がより見やすくなるよう、色合いを調整した。また、「3D表示」機能を利用することで、建物などを立体的に表示でき、“現実に近い視覚情報”を得られるようにした。

Yahoo ヤフー 地図 3D表示機能はコンパスボタンをタップすることで利用できる

 ナビの画面もアップデート。ナビパネルや走行レーンの視認性を高め、右左折する場所をルート線上の吹き出しでも知らせる。右左折のある交差点では自動でズームインし、長らく道なりの場合はルートが見通せるようにズームアウトするようにした。

Yahoo ヤフー 地図 上部のナビパネルや走行レーンの視認性を高め、右左折する場所をルート線上の吹き出しでも知らせる
Yahoo ヤフー 地図 右左折のある交差点としばらく道なりのときとでズームレベルが異なる

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