NTTドコモは9月9日、XRグラス「MiRZA(ミルザ)」を2024年秋に発売すると発表した。価格は24万8000円(税込み)。全国のドコモショップ、ドコモオンラインショップや、家電レンタル・サブスクサービス「kikito(キキト)」などで販売予定だ。
MiRZAは、メガネ型のXRグラス。現実空間を見ながら、仮想空間(目の前)に大きなウィンドウを展開したり、3Dコンテンツを表示したりできる。XRデバイスの普及を目指すNTTコノキューデバイスが企画、設計、開発を担当。MWC Barcelona 2024では、プロトタイプを展示し、2024年半ばの発売を告知していた。
プロセッサには世界で初めて「Snapdragon AR2 Gen1」を採用し、グラスをスマートフォンとワイヤレス接続することも可能となっている。
ディスプレイにはMicroOLEDを搭載。解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)で、視野角は45度、輝度は約1000ニトとなっている。XR開発プラットフォームの「Snapdragon Spaces」を使用し、正面RGBカメラの撮影やカメラ画像を用いたXRアプリを開発できる。
充電にかかる時間は2時間を下回る。連続使用時間はカメラ使用時や明るさを最大にした際などの場合で1〜1.5時間となっている。
ボディーサイズは使用時が約187(幅)×45(高さ)×184(奥行き)mm、収納時が約187(幅)×45(高さ)×96(奥行き)mm。重量は約125g。
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