最近、いわゆる「100円ショップ」でスマートフォンやPCを便利に使えるアクセサリー類がよく販売されている。その“実力”はいかほどのものか……?
今回は大創産業の「Standard Products」ブランドの店舗において550円で販売されている「USBカップウォーマー」を試す。
本記事に掲載されている商品は、全ての店舗で販売されているとは限りません。また、全ての携帯電話/タブレット/PCでの動作を保証するものではありません。
パッケージに入っているのは、本体のみ。本体には約1mのUSB Standard-Aケーブルが“直結”されているため、ケーブルを別途用意せずに使える。
USB ACアダプターやPCとつないで電源を音にすれば、すぐに使える。動作電力は5V/2A(10W)以上となっているので、能力に見合ったACアダプターを使うことをお勧めする。
じか付けのケーブルは、環境次第だが卓上で使用するには少し短いように感じる。そこで今回は延長ケーブルを持ってきて使うことにした。
実際に普段使っているマグカップに60度程度のコーヒーを注ぎ、ヒーターに置いたところ、同じサイズの別のマグカップに注いだものは30分後に30度程度に冷えていたが、ヒーターに置いたものは45度程度を保っていた。
パッケージの説明には「底が厚すぎる場合やへこんでいると保温効果が低下する」旨が書かれているが、ごく個人的なことをいえば、筆者は猫舌なのでちょっとぬるい程度がちょうどいいとも思える。
本製品の保温性能をよりしっかりと生かしたいなら、底面がへこんでいないステンレスマグやタンブラーと組み合わせて使うのがよいだろう。ヒーター面の温度は70度程度なので、うかつに触ると大変熱い思いをする。
保温効果の必要十分さを実感できたため、これから寒くなる時期に重宝しそうだ。
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