折りたたみスマートフォンでは、アウトカメラの使い勝手も一般的なストレートタイプのスマートフォンとは違う。ここからは、nubia Flip 2のアウトカメラの作例と使い勝手を確認する。
アウトカメラは約5000万画素のメインカメラと約200万画素深度測定カメラで構成されている。このうち、メインカメラはF1.59の明るいレンズを採用している。その実力を東京駅前で確認した。
nubia Flip 2は超広角カメラを備えていないため、ワイドな画角の写真は撮影できない。カメラアプリを見ると、「x1.0」のすぐ横に「x2.0」のボタンがあり、超広角カメラを搭載したモデルでよく見る「x0.5」「x0.6」のボタンはない。
皇居側から東京駅舎に向かって撮影したところ、x1.0とx2.0は昼と夜ともにそこそこきれいに撮れる。特にx2.0では、明るい昼なら離れた場所からでも東京駅舎の奥にあるクレーンまでを鮮明に捉えた。夜景はどちらも不鮮明になりやすく、何となく東京駅舎だと分かる程度だった。
とはいえ、折りたたみスマートフォンの真骨頂といえるのが、カメラアプリの使い勝手だ。本体をくの字型にして机上などに置けば、アウトカメラで捉えた自分の姿をサブディスプレイに表示させながら自分撮りをできる。三脚が不要なのも折りたたみ構造の魅力だ。その際、バイバイやピースなどジェスチャーをすることで、ディスプレイに触れずにシャッターを切れる。約3200万画素のインカメラでもジェスチャーによる撮影が可能だ。
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