Y!mobileの“激安”縦折りスマホ「Libero Flip」を試す 普段使いなら不満なし?(1/5 ページ)

» 2024年02月29日 10時00分 公開
[金子麟太郎,ITmedia]
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 2024年2月19日、Y!mobile初の縦折りタイプのスマートフォン「Libero Flip」が発表され、その一括価格が税込みでも7万円を切る安さに衝撃を受けた。国内MNOではソフトバンクがY!mobileで29日から独占販売する。

 縦折りスマートフォンはGalaxyとrazrの二択だった。そんな縦折りスマホ市場に彗星のごとく現れたLibero Flipを、「Galaxy Z Flip4」ユーザー視点でレビューしたい。

LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ 「Libero Flip」
LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ 縦折りタイプのスマートフォン2機種。左がZTE製のLibero Flip、右がSamsung Electronics(サムスン電子)製の「Galaxy Z Flip4」

カバーディスプレイは丸形で新鮮だが、丸形特有の注意点も

 まずは折りたたみスマートフォンならではの使い勝手について見ていきたい。

 閉じた状態でも通知などを確認できるカバーディスプレイのサイズは、Galaxy Z Flip4が約1.9型、Libero Flipが約1.43型だ。文字やアイコンはLibero Flipの方がGalaxy Z Flip4よりも若干大きく表示されるため見やすいが、丸形ディスプレイのLibero FlipではGalaxy Z Flip4のようにコード決済サービスのバーコードを表示することはできない。

LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ Libero Flipは日本市場では珍しい丸型のカバーディスプレイを採用する(写真=左)

 ソフトバンクから借りたLibero Flipの実機には「PayPay」がプリインストールされていたので、試してみたところ特に設定項目も表示されず、閉じたままコードを表示することはできなかった。一方、筆者所有のGalaxy Z Flip4(楽天モバイル版)は、指紋認証は必須であるものの、閉じたままでもコードを読み取ってもらえる。

 他に何ができるのかを確かめてみたところ、通知の確認やアウトカメラのプレビューに活用できることが分かったが、できることとしては、Libero FlipよりもGalaxy Z Flip4の方が多い。カバーディスプレイに貼り付けられるウィジェットは、設定項目から確認できる。具体的な項目を下に記載する。

  • Galaxy Z Flip4
    • ミュージック
    • 天気予報
    • 今日のスケジュール
    • 次のアラーム
    • 歩数
    • タイマー
    • カレンダー
    • スピードダイヤル
    • 楽天ペイ
  • Libero Flip
    • カメラ
    • 天気
    • 音楽
    • スポーツと健康
    • タイマー
    • レコーダー

 どちらもどの項目を有効にするのかを設定アプリで変更できる。Libero FlipについてはGalaxy Z Flip4と比べてしまうと当然、少なく感じるし、SNSやメールの通知はLibero Flipのカバーディスプレイでも確認できるが、丸形なので両端の文章が途切れてしまう。

LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ 音楽プレイヤーは端末のローカルストレージに保存したデータ再生の際に使える
LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ Libero Flipのカバーディスプレイでは、タイマーのカウントのアイコンまで表示される(写真=左)

 面白いと感じたのがカメラだ。折りたたみスマートフォンのカバーディスプレイにおけるプレビューは、どれも丸形ではなく四角い形で表示されるため、Libero Flipの丸形ディスプレイは新鮮さがある。

LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ Libero Flipのカバーディスプレイを活用して自分撮りをする様子。丸い顔が収まりやすく感じるのも丸型ディスプレイのおかげだろう
LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ Galaxy Z Flip4のカバーディスプレイは長方形だが、顔が収まらないわけではない。コード決済サービスのバーコードはこちらの方が表示しやすいはずだ

 カバーディスプレイを撮影時のプレビューにする場合は、インナーディスプレイの上部にあるインカメラではなく、アウトカメラを使用する点はどちらも変わらない。アウトカメラでの作例や仕上がりについては後述する。

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