Y!mobileの“激安”縦折りスマホ「Libero Flip」を試す 普段使いなら不満なし?(2/5 ページ)

» 2024年02月29日 10時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

インナーディスプレイは折り目がほぼ気にならない

 Libero Flipは、本体を開いた場合に操作できる、インナーディスプレイも搭載する。ここからは、Galaxy Z Flip4と比べてどう違うのかもチェックしたい。

LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ Libero Flipを折り曲げて置ける角度は、60〜110度の範囲内となっており、Galaxy Z Flip4(写真=右)のように110〜180度の範囲で折り曲げて置くことはできない。とはいえ、この仕様によって、困るシーンはない
LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ 折りたたんだときの隙間はLibero Flipの方がGalaxy Z Flip4よりも目立たない

 インナーディスプレイのサイズはGalaxy Z Flip4が約6.7型、Libero Flipが約6.9型だ。その差は約0.2型なので、ぱっと見では分からない。中央の折り目については、Libero Flipの方が目立たない。この点はよきところ。文字はゆがんで見える折り目だが、これがほぼ目立たないのは評価したい。かといって、全く折り目がない、ということではないので、誤解なきよう伝えたい。

LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ Galaxy Z Flip4(写真=左)と、Libero Flip(写真=右)の折り目についても比較してみたい
LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ 正面から見る分には文字はゆがんで見えないので、ほとんど気にならないが……
LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ 折り目が反射して見えづらくなる場合がある。屋外で日中、使うときは気になるだろう

 スペック上の違いを見ると、リフレッシュレートはGalaxy Z Flip4が1〜120Hzの可変式なのに対し、Libero Flipが最大120Hzとなっている。どちらもユーザーが設定項目で切り替えることは可能だが、Galaxy Z Flip4は「最適化」「標準」の二者択一、Libero Flipは60Hz、90Hz、120Hzの3段階に切り替え可能な項目が用意されている。

LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ Libero FlipにもGalaxy Z Flip4と同様にリフレッシュレートの変更項目が用意されている

 60Hzにすれば書き換え時の消費電力量を少なくして、より長い時間、使用できるようになるだろうが、やはり縦スクロールするX(旧Twitter)やFacebookなどを閲覧する際はかくつきが気になる。

 インナーディスプレイを生かしたマルチタスクについては、Galaxy Z Flip4に軍配が上がる。例えば、アプリを2つ起動し、上半分でメールやWebサイトを見ながら、下半分でマップを閲覧する、という使い方は当然できる。

LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ 2画面分割してマルチタスクをこなすことは当然できる

 Galaxy Z Flip4に慣れた筆者としては、Libero FlipがPCライクに使えないことが不便に感じた。Galaxy Z Flip4にはフレックスモードパネルがあり、対応アプリならGalaxy Z Flip4を半開きで固定したまま、画面下部に表示されたタッチパッドで操作できる。

LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ Galaxy Z Flip4のフレックスモードパネル。画面の下半分をノートPCのタッチパッド代わりにして、操作することが可能だ

 試しに、Zoomで会議をするとき、UIがどのように変化するのかを確かめたところ、フレックスモードパネルを有効にしたGalaxy Z Flip4ではZoomアプリでも上半分に相手の表情を確認できるプレビュー、下半分にタッチパッドが表示された。

LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ フレックスモードパネルを無効にしたときのUI
LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ フレックスモードパネルを有効にしたときのUI。Zoomのチャット、共有などのボタンが上半分に移り、下半分のタッチパッドでそれらのアイコンを選択したり、相手と自分のプレビュー画面を切り替えたりできる

 一方、Libero Flipではフレックスモードパネルに相当するものがなく、Galaxy Z Flip4のような挙動にはならなかった。Zoomアプリはフレックスモードパネルを有効にしなければ、基本的なUIは90度直角でも180度完全に開き切っても変わらない。

LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ Libero FlipではZoomアプリを折りたたみ端末に最適化されたUIで使えるが、Galaxy Z Flip4のフレックスモードパネルに相当するものはない
LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ 180度開き切ってしまえば、どちらも同じようなUIで表示された(写真はLibero Flip)
LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ Galaxy Z Flip4を開き切って横向きにして、Zoomを使う様子

 Zoomの他にも、机上に置いて使うときに、フレックスモードパネルのタッチパッドで、ギャラリーアプリの写真を切り替えて使うなど、手に持たなくても片手で操作できるフレックスモードパネルが便利だと感じるので、Libero Flipにも同じようなものが欲しかった。

LiberoFlip Ymobile ワイモバイル 折りたたみスマホ Galaxy Z Flip4ではギャラリーアプリでもフレックスモードパネルを活用できる。写真送り/1つ前の写真に戻るという操作をタッチパッドで行える(写真=右)

 とはいえ、端末メーカーがこのようなモードを自社製品に搭載させる場合、UIのカスタマイズが必要になり、その分のコストが価格にも反映されるはずだ。この点はGalaxy Z Flip4ユーザーである筆者のわがままといえるので、Libero Flipの後継機があるのか否かは分からないが、次期モデルに少し期待したい。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月28日 更新
  1. 「iPhoneのシェアの高いスマホ市場」に異変!? ショップ店員に聞く「Androidスマホ人気」の実情 (2026年02月27日)
  2. 3キャリアに聞く「Galaxy S26」戦略 「月1円」のソフトバンク、3年ぶり参戦の楽天、16周年のドコモ (2026年02月27日)
  3. モバイルSuicaがいつの間にか“ゴールデン”に そして忘れられる“車窓” (2026年02月27日)
  4. 5G通信とMagSafeをサポート! 片手でも持ちやすい「iPhone 12 mini(128GB)」のAmazon整備品が約3万円から (2026年02月26日)
  5. 楽天モバイル回線のMVNOサービス「ゼロネオモバイル」登場 月額6248円でデータ無制限、60回払いで端末実質0円 (2026年02月25日)
  6. ポケモンとYahoo! JAPANが30周年コラボ LINEも特別デザインに 検索画面に“赤・緑の3匹”が登場する演出も (2026年02月27日)
  7. 「eSIM」は人類にとって早すぎる? 携帯電話ショップ店員に聞いたら意外な答えが (2025年11月28日)
  8. 「Galaxy S26/S26+」発表、日本では5年ぶり「+」モデルも 新チップ搭載でカメラやAIの処理性能が向上 (2026年02月26日)
  9. 「Pixel 10a」は何が進化した? 「Pixel 9a」「Pixel 10」とスペックを比較 “aシリーズ初”の機能も (2026年02月19日)
  10. 最上位モデル「Galaxy S26 Ultra」発表 のぞき見防止ディスプレイや明るいカメラ搭載 実機を写真で解説 (2026年02月26日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年