ドコモ販売ランキング:新発売の「iPhone 16e」が1位を獲得【2月24日〜3月2日】

» 2025年03月08日 10時00分 公開
[石井徹ITmedia]
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 ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。2月24日〜3月2日の期間は、新登場の「iPhone 16e」が初登場1位を獲得した。128GBモデルが初登場で首位に立ち、256GBモデルも4位に食い込むという好スタートを切っている。Appleが久々に投入した「手頃な価格帯」を担うiPhoneの新モデルが、ユーザーの支持を集めた形だ。

iPhone 16e iPhone 16e

 iPhone 16eはiPhone SEの後継的なポジションにあるモデルだ。16シリーズの一角としてApple Intelligenceに対応しながらも、128GBモデルは10万9780円(税込)と、旧モデルのiPhone 15と同水準の価格帯に抑えた。一方で2位には「iPhone 15(128GBモデル)」がきん差で続いている。こちらは価格とカメラ性能のバランス感のよさが支持につながっているものと思われる。3位には標準モデルの「iPhone 16(128GBモデル)」がランクイン。6位までをiPhoneが占める結果となった。

iPhone 15 iPhone 15

 一方で、2週前のランキングで上位に位置していた「Galaxy S25 SC-51F(256GBモデル)」は9位まで後退した。サムスンの新フラグシップモデルはAI機能を前面に打ち出した製品だが、iPhone 16eの登場によって注目を奪われた形だ。

 国内メーカーの動向としては、「Xperia 10 VI SO-52E」が7位、「AQUOS sense9 SH-53E」が8位といずれもミッドレンジモデルがランクインしている。どちらも前回より順位を下げているが、iPhone 16eの発売という特殊要因を考慮すれば健闘しているといえる。

 10位の「iPhone 16 Pro(256GB)」は今回のランキングで唯一のProモデルとなった。20万円を超える価格帯となるため、一般ユーザーからは手が届きにくい存在となっているものの、根強い人気がうかがえる。

 今後はiPhone 16eの人気がどこまで継続するかが焦点となりそうだ。初期の需要が一巡した後も、iPhone 15と需要を食い合わずに安定した販売を維持できれば、Appleの新たな価格戦略の成功を意味するだろう。

ドコモ端末販売ランキング TOP10

2月24日〜3月2日
順位
前回順位
モデル
一括価格(税込み)
1
iPhone 16e(128GB)
10万9780円
2
1
iPhone 15(128GB)
10万9758円
3
2
iPhone 16(128GB)
14万5200円
4
iPhone 16e(256GB)
13万9920円
5
5
iPhone 14(128GB)
10万7041円
6
3
iPhone 16(256GB)
17万2810円
7
4
Xperia 10 VI SO-52E
6万2590円
8
6
AQUOS sense9 SH-53E
6万7100円
9
7
Galaxy S25 SC-51F(256GB)
13万5740円
10
8
iPhone 16 Pro(256GB)
21万8790円

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