ドコモ販売ランキング:iPhone 16e発表もiPhone 15に人気集中、iPhone SEも10位に返り咲き 【2月17日〜2月23日】

» 2025年03月01日 10時00分 公開
[石井徹ITmedia]
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 ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。2月17日〜2月23日の期間は、前週5位だった「iPhone 15(128GB)」が首位に躍り出た。また、「Xperia 10 VI SO-52E」が4位に復帰するなど、先週Galaxy S25シリーズが独占していた上位陣に大きな変動が見られた。

iPhone 15 iPhone 15

 大きな変化はiPhoneの復調だ。iPhone 15が首位に返り咲いた他、「iPhone 16(128GB)」が4位から2位へ、「iPhone 16(256GB)」が7位から3位へと上昇するなど、トップ10のうち6機種をiPhoneが占める結果となった。集計期間中の2月19日に「iPhone 16e」が発表され、2月28日に発売されたが、それにも関わらず旧世代モデルが人気を集めた格好となった。

 旧機種の中では一括販売価格が安い「iPhone 14(128GB)」が5位に復帰した。「iPhone SE(第3世代、64GB)」も10位に返り咲いた。最新モデルよりも価格が抑えられているため、コストパフォーマンスを重視するユーザーや、iPhoneへの乗り換えを検討しているユーザーに選ばれている傾向がうかがえる。

 一方、前週トップ10を席巻していたGalaxy S25シリーズは勢いが鈍化した。「Galaxy S25 SC-51F(256GB)」は前週の1位から7位へと大きく後退。「Galaxy S25 Ultra」に至ってはトップ10から姿を消した。Galaxy S25シリーズは発売直後の初動の勢いが一段落し、通常の販売ペースに戻りつつあると考えられる。

Galaxy S25 SC-51F Galaxy S25 SC-51F

 Androidスマートフォンでは、ソニーの「Xperia 10 VI SO-52E」が4位に復帰。シャープの「AQUOS sense9 SH-53E」が8位から6位に上昇し、「AQUOS wish4 SH-52E」が9位に復帰した。AQUOS wish4は2万2000円という低価格ながら、基本的な機能を備えたエントリーモデルとして支持を集めている。

 Galaxy S25シリーズの発売直後の勢いが一段落し、再びiPhoneが主導権を握る展開になりそうだ。また、ミドルレンジではAndroid端末も安定した人気を維持しており、価格と性能のバランスを重視するユーザーの選択肢として定着している。2月28日発売のiPhone 16eはこうしたユーザー層にマッチする機種ともなりそうだ。

ドコモ端末販売ランキング TOP10

2月17日〜2月23日
順位
前回順位
モデル
一括価格(税込み)
1
5
iPhone 15(128GB)
10万9758円
2
4
iPhone 16(128GB)
14万5200円
3
7
iPhone 16(256GB)
17万2810円
4
ランク外
Xperia 10 VI SO-52E
6万2590円
5
ランク外
iPhone 14(128GB)
10万7041円
6
8
AQUOS sense9 SH-53E
6万7100円
7
1
Galaxy S25(256GB) SC-51F
13万5740円
8
10
iPhone 16 Pro(256GB)
21万8790円
9
ランク外
AQUOS wish4 SH-52E
2万2000円
10
ランク外
iPhone SE(第3世代、64GB)
7万3370円

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2025年12月08日 更新
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