ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。3月17日〜3月23日の期間は、前週に引き続き「iPhone 16e(128GBモデル)」が首位を維持した。最大の変化は3月21日に実施された「いつでもカエドキプログラム」の一部機種への適用条件の改定だ。この改定によりiPhone 16シリーズの実質負担額が引き下げられ、ランキング内での位置を上昇させた一方、プログラム対象外となったiPhone 14は圏外へと姿を消した。
「iPhone 16(128GB)」は前回3位から2位へと順位を上げた。「いつでもカエドキプログラム」の改定により、2年後に返却することを条件に実質負担額が5万3856円に値下げされたことも、順位上昇の一因になったとみられる。一括価格は14万5200円と決して安くないが、プログラム適用により手頃な価格で最新モデルを使えるようになっている。「iPhone 16(256GB)」も6位を維持し、「iPhone 16 Pro(256GB)」は8位から9位へと若干下がったものの、依然としてトップ10内にとどまっている。
一方、前回まで根強い人気を誇っていた「iPhone 14(128GB)」は「いつでもカエドキプログラム」の対象外となったことで、トップ10から姿を消した。「iPhone 15(128GB)」は2位から3位へと1つ順位を下げたものの、依然として高い人気を保っている。
Androidスマートフォンでは、「AQUOS sense9 SH-53E」と「Xperia 10 VI SO-52E」がそれぞれ4位と5位を占め、前週より順位を上げた。「Galaxy S25 SC-51F」も7位を確保し、安定した人気を維持している。
4月以降は新年度を迎えることもあり、機種変更や新規契約の増加に伴い、ランキングにさらなる変動が生じる可能性がある。新生活シーズンに合わせた販促キャンペーンの展開次第では、エントリーモデルやミドルレンジモデルの順位上昇もありえそうだ。
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