米Appleは3月31日(現地時間)、一連のOSのアップデートを配信した。本稿では、iPhone向けの最新OS「iOS 18.4」について紹介する。このアップデートで、「Apple Intelligence」が日本語でも利用可能になるほか、複数の修正や強化が実施される。セキュリティ関連の脆弱性にも対処している。
アップデートは「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から行える。
このアップデートで、日本語のほか、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語、韓国語、中国語(簡体字)、英語(シンガポール)、英語(インド)に対応した。
主に以下のような機能を利用できる。
コンテンツの生成などは端末上で実行されるため、プライバシーは保たれるとしている(ChatGPTを呼び出した場合は別)。
主な新機能を紹介する(完全なリストは、アップデートの際に表示される「このアップデートについて」を参照されたい)。
セキュリティ関連では、62件の脆弱性に対処した。この中で「CVE-2025-30456」と「CVE-2025-24238」は、「悪意のあるアプリケーションが権限を昇格できる可能性がある。
Appleは同日、旧モデル向けにも「iOS 16.7.11」と「iOS 15.8.4」を配信した。
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