日本ではXiaomiのサブブランド「POCO」から、ハイスペックかつコスパに優れた「POCO F7 Ultra」が登場しました。プロセッサにQualcomのSnapdragon 8 Eliteを搭載していながら、10万円を切る価格が話題です。実は同様に、コスパモデルを多く出しているrealmeも、同じプロセッサを搭載したハイスペックなモデルを出しています。それが「GT 7 Pro」です。
ディスプレイは6.68型(2780×1264ピクセル)で、最大輝度は6500ニトと高輝度です。バッテリー容量は6500mAhで、120Wの急速充電にも対応します。台湾での価格は2万8990台湾ドル(約13万1000円)です。
カメラも高性能で、5000万画素広角と5000万画素3倍望遠、800万画素超広角を搭載します。背面仕上げも上品で高級感を味わえます。また、realmeが独自開発したAI DMotionスナップショットエンジンにより、最高1/10266秒のシャッタースピードも実現しています。いわゆる消しゴムマジックなど生成AI機能も豊富です。
細かな話ですが、中国版は「GT7 Pro」、グローバルモデルは「GT 7 Pro」と表記が若干異なります。このあたりは過去の他のモデルの展開との関係から、表記の違いがあるようです。
Android 15ベースのrealme UI 6.0では、他にもAI音声要約やアプリケーションの切り替えを容易にするAIポータル2.0といったAI機能を搭載しています。
カメラは他社との協業は行っていないものの、高画質なセンサーを生かした美しい撮影が可能で、動画も8K撮影に対応するなど充実しています。
そういえば、realmeは日本にIoT製品などで参入した過去がありますが、その後は動きが見えてきません。OPPOと同じグループ企業でもあり、XiaomiのようにOPPOのサブブランドとしてrealmeを投入する──そんな可能性も期待したいものです。
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