ただし、完璧な製品というわけではありません。最も惜しいのは、カバーを閉じても画面が自動でスリープしない点です。かつてApple純正の手帳型ケースには「閉じると自動スリープ」機能がありましたが、iPhone 12以降はその仕様自体がなくなってしまいました。
これが地味に不便なのです。X(旧Twitter)を時間制限付きで使っているとき、カバーを閉じてもアプリは開きっぱなし。結果として制限時間が無駄に消費されてしまいます。動画を見ている最中にカバーを閉じても再生は続くため、バッテリーも無駄に消耗します。手動で電源ボタンを押す習慣をつける必要がありました。
もう1つの注意点は、磁気カードへの影響です。MagSafe部分とベルト部分に強力な磁石を使用しているため、銀行のキャッシュカードなど磁気ストライプのあるカードは入れられません。ICカードは基本的に問題ありませんが、念のため磁石部分と重ならないよう注意が必要です。
SNAPCOVERは「スマホとの適度な距離感」と「最新のMagSafe拡張性」を両立させた、新世代の手帳型ケースです。特に以下のような人におすすめできます。
価格も3980円と、一般的な手帳型ケースと同等レベルです。着脱の手軽さと拡張性を考えれば、むしろコストパフォーマンスは高いといえます。手帳型ケースが減少傾向にある中で、こうした新しいアプローチの製品が登場したことは、選択肢を広げる意味でも歓迎すべきことです。
スマホとの付き合い方を見直したい人にとって、SNAPCOVERは有力な選択肢の1つになるはずです。ワンタッチで変わる使い心地を、ぜひ体験してみてください。
マグネットで素早く着脱できるスマホ用手帳カバー「SNAPCOVER」発売 Deffから
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