突然の「ウイルスに感染しています」──ニセ警告画面がブラウザに表示された場合の対処方法は?(1/2 ページ)

» 2025年06月10日 06時00分 公開
[井上晃ITmedia]

 PCやスマートフォンのブラウザでWebサイトなどを開いている時に、「ウイルスに感染しています」といったセキュリティ警告が表示された経験はあるだろうか。偽の画面でユーザーの不安を煽り、個人情報や金銭をだまし取る詐欺だ。

 こうした手口は「偽警告」(フェイクアラート)と呼ばれる。

photo 「偽警告(フェイクアラート)」の例(後述する、IPAが公開している「偽セキュリティ警告(サポート詐欺)対策特集ページ」より)

 報告されている事例としては、ネットを閲覧中に突然ポップアップウィンドウやブラウザ通知で偽の警告画面が表示され、「あなたのスマホは危険なウイルスに感染しています」や「ご使用のiPhoneがハッキングされました」「ウイルスを検出しました」「システムがブロックされたのでヘルプセンターに連絡してください」といった類のメッセージが出現する。

 こうした偽の警告から、ウイルスを排除するためのセキュリティアプリをインストールするように誘導される。表示されるポップアップなどがOS標準のデザインに寄せて作られていることもある。

 基本的には、警告画面が表示された時点ではウイルスに感染していない場合が多く、不安を煽って誘導した先で個人情報を入力させたり、ウイルスを含む不正なプログラムをダウンロードさせたり、サポート料金として金銭の支払いを要求されたり──といった被害につながる流れだ。

 正規のセキュリティアプリや、OS標準のセキュリティ通知では、外部のアプリのダウンロードや、個人情報の入力を促すことはない。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月16日 更新
  1. 専用充電器はもう不要? 中韓スマホから国内勢まで巻き込む「USB PPS」急速充電の新常識 (2026年07月14日)
  2. LINEの新「プレミアムブロック」で完全な“絶縁”が可能に? 従来のブロック機能との決定的な違い (2026年07月15日)
  3. 誤爆で「ワインが20本も届いちゃう」 押せば注文できる“Amazon Dash Button ”とは何だったのか (2026年07月11日)
  4. なぜ「ドコモ銀行」じゃない? 「ドコモSMTBネット銀行」の名称に隠された通信と金融の“パワーバランス” (2026年07月15日)
  5. 日本通信がMVNOサービスでシェア5位に 月額290円からの“合理的プラン”が好調 (2026年07月15日)
  6. モトローラ初の横折りフォルダブルスマホ「razr fold」が日本上陸 おサイフケータイ対応で29万9800円 (2026年07月15日)
  7. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  8. “QR切符”は改札をスムーズに通過できる? 「ゆりかもめ」が導入し話題、メリットは何か (2026年07月15日)
  9. 日本のテスラで解禁された対話型AI「Grok」を試してみた 従来のカーナビを圧倒する異次元の利便性 (2026年07月13日)
  10. メルカリが「新リユースECサイト」を立ち上げたワケ 品質保証で中古スマホの不安解消を目指す (2026年07月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー