8月以降、JCBカードやd払いなどが、デジタルウォレットサービス「Samsung Wallet(サムスンウォレット)」に対応する。サムスン電子ジャパンが明らかにした。
Samsung Walletは、2025年2月に日本国内での提供が始まったウォレットサービスだ。日本でのサービス開始当初は、VポイントやPontaのポイントカード、QR/バーコード決済のPayPay、そしてエアトリが販売する国内航空券のデジタルチケットに対応していた。
そして8月以降、新たにJCBカードをはじめ、NTTドコモのdポイントカードやd払い、さらにゴルフ場予約アプリのPGMがSamsung Walletに対応し、利用できるサービスの幅がさらに広がる。
Samsung Walletは、2015年に一部の国や地域で「Samsung Pay」として提供が始まった。
2022年にはデジタルパスサービス「Samsung Pass」を統合して現在の名称となり、2024年時点で30カ国でサービスを提供。クレジットカードやデビットカード、プリペイドカードのタッチ決済(EMVコンタクトレス規格)のほか、航空機や鉄道の搭乗券、映画館などのチケット類、交通カード、運転免許証、自動車や自宅のキーなど、さまざまな「ウォレット」を内蔵セキュリティチップと同等のセキュアな領域に保管できるのが特徴だ。
2021年以降に発売されたAndroid 14以降搭載のGalaxyスマートフォンで利用できる。
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