Xiaomiチップを搭載するハイエンドスマホ「Xiaomi 15S Pro」が登場:山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2025年07月28日 20時45分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 Xiaomiが独自開発したスマートフォン向けのプロセッサ「XRING O1(玄戒O1)」を搭載するスマホ「Xiaomi 15S Pro」が中国で発売されています。モデル名から分かるように、ハイエンドな製品向けのプロセッサとなり、AI機能も強化されています。

photo Xiaomi 15S Pro

 プロセッサ以外の性能は「Xiaomi 15 Pro」と変わりません。日本ではこのProモデルは発売されておらず、「Xiaomi 15」がリリースされていますね。Xiaomi 15 Pro、Xiaomi 15はSnapdragon 8 Elite、5000万画素トリプルカメラなどハイスペックな製品です。Xiaomi 15S ProはSnapdragon 8 Eliteの代わりにXRING O1を搭載し、本体のカラーバリエーションも変えています。

photo Xiaomi 15S ProのカラバリはXiaomi 15 Proと異なる

 本体サイズも同じなのでケースなどは流用できます。バッテリーも同じ6100mAh、90W充電タイプを搭載しています。

photo カラバリ以外の外観の差はみられません

 XiaomiがEV参入を発表した時には大きく驚かされましたが、今回発表した独自プロセッサは、実は初めてのXiaomiではなく、2017年に「Surge S1」を発表しています。しかし当時はXiaomiの勢いが落ち込んでいた時期もあり、Surge S1を搭載したスマートフォン「Mi 5c」もあまり大きな話題にはなりませんでした。XRING O1もまだ知る人ぞ知る存在でしょうが、いずれハイエンドモデルに搭載が広がれば広く知られる存在になるでしょう。

photo Xiaomiとしては2度目の独自プロセッサです

 なお、XRING O1はTSMCの3nmプロセスで製造され、AI性能は44TOPSと高いパフォーマンスを誇ります。Xiaomiのスマートフォンが搭載するHyperOSは今後AI機能がOSにより融合されたものになるだけに、NPU性能の高さはスマートフォンパフォーマンスを直接引き上げるものになります。自社Xiaomiすることでソフトとハードの最適化がより進むわけです。

photo HyperOSの動作もより快適になるでしょう

カメラも今やハードウェアだけではなくAI処理能力が性能を左右します。もしかすると2026年発売のUltraモデルには、Snapdragon版とXRING版が出てくる、なんてことになるかもしれません。中国以外でのXRING O1搭載モデルの販売にも期待したいものです。

photo カメラ性能アップも期待できる

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