ソフトバンクの各種手数料、「コスト増加」を理由に値上げ 「セキュリティ対策や本人確認の法令対応」などが要因と宮川社長

» 2025年08月05日 16時25分 公開
[金子麟太郎ITmedia]
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 ソフトバンクは8月20日、携帯電話サービスとブロードバンドサービスの各種手続きに伴う手数料を改定する。

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 対象となるサービスブランドは、SoftBank、Y!mobile、LINEMOの全ブランドで、新規契約や電話番号変更、ブランド間の乗り換えなどを対象に、店頭は3850円から4950円、Webは無料から3850円に値上げする。

 なお、WebでのSIM再発行(USIM/eSIM)は当面無料で、有料化の準備が整い次第発表する。LINEMOはオンライン専用ブランドのため店頭での手続きは行っておらず、ソフトバンクのシンプルスタイル(プリペイドサービス)の事務手数料も改定する予定だ。

ソフトバンク SoftBank 決算 手数料 ソフトバンクの手数料に関する改定内容

 手数料については、NTTドコモも改定を案内しているが、Webでの手続きについては改定後も無料としている。一方、ソフトバンクは改定後、Web手続きの手数料がかかると案内している。

 この理由について、宮川潤一社長は「セキュリティ対策や本人確認の法令対応、決済システムの関連費用などが増加している」と背景を述べた上で、「これまでは無料としていたものの、コストの増加を踏まえて改定することにした」と述べた。合わせて、利用者に対してはこの点について「できるだけユーザーさんに伝わるように努めていきたい」とした。

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2025年12月08日 更新
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