2025年2月下旬に発売された「iPhone 16e」を含め、楽天モバイルのスマートフォンは、2025年初頭までiPhoneが中心だった感がある。しかし2025年春以降、Androidスマートフォンのラインアップも拡充し、選択肢がそろってきた。
コストパフォーマンスの高いミッドレンジのAndroid端末は、月額3278円でデータ通信が使い放題という楽天モバイルと相性がいい。この記事では、楽天モバイルで購入できるおすすめのAndroidスマホ8モデルを紹介しよう。価格は全て税込み。
「Pixel 9a」は、楽天モバイルが初めて扱うPixelシリーズ。ストレージは128GBと256GBから選べる。
価格は128GBが9万2000円、256GBが10万8700円。「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」の対象になっており、2年後に返却すると、残りの支払いが免除される。25カ月目に返却した場合の実質負担額は128GBが3万7728円、256GBが4万7832円。さらに、MNPで初めて楽天モバイルに乗り換えると1万6000ポイントが還元され、これを引いた実質負担額は128GBが2万1728円、256GBが3万1832円になる。
6.3型(1080×2424ピクセル)の有機ELや、独自開発のプロセッサ「Google Tensor G4」を備える。AIアシスタントの「Gemini」を内蔵しており、電源キーの長押しで呼び出せる。アウトカメラは4800万画素の広角レンズと1300万画素の超広角レンズで構成される。似ている写真を組み合わせてグループ写真を作る「ベストテイク」、同じ場所で撮った写真を合成して集合写真のようにできる「一緒に写る」機能などを利用できる。
メインメモリは8GB、バッテリー容量は5100mAh。「スーパーバッテリーセーバー」をオンにすると、Googleの検証で最大100時間の使用が可能になる。この他、IPX8の防水とIP6Xの防塵(じん)、おサイフケータイにも対応している。本体サイズは約73.3(幅)×154.7(高さ)×8.9(奥行き)mm、重量は約185.9g。
「Nothing Phone (3a)」は、Nothingが初めて日本のキャリア向けに展開するモデルで、楽天モバイル限定カラーとしてブルーを扱う。価格は5万6900円。MNPで楽天モバイルに乗り換えると2万2000円が割り引かれ、これを引いた実質負担額は3万4900円になる。
Nothing独自の「Glyphインタフェース」では、着信や通知があると、光や音のパターンで知らせてくれる。ホーム画面のUIも独特な「Nothing OS」も採用しており、人と違ったスマホを持ちたいという人におすすめしたい。6.77型の有機ELディスプレイは、3000ニトの明るさや120Hz駆動に対応する。プロセッサはSnapdragon 7s Gen 3 5Gを備え、メモリとストレージは8GB/128GBか12GB/256GBから選べる。
アウトカメラは5000万画素の広角と望遠、800万画素の超広角で構成され、最大30倍のデジタルズームに対応する。側面に備えたEssentialキーから、Nothing独自のAI機能、Essential Spaceを呼び出し、入力したメモから今後の予定を提案したり、内容を要約したりできる。IP64の防水・防塵(じん)や、おサイフケータイにも対応する。
「CMF Phone 2 Pro」は、Nothingのサブブランド「CMF」の最新スマートフォン。価格は4万7900円。楽天モバイルにMNPで申し込むと1万6000ポイントが還元され、これを引いた実質負担額は3万1900円になる。
ステンレススチール製のネジやアルミニウム製のカメラリングが特徴のデザインが目を引く。6.77型の有機ELディスプレイは、120Hzのリフレッシュレートに対応する。プロセッサはMediaTekのDimensity 7300 Pro 5Gを搭載し、メモリは8GB、ストレージは256GBを内蔵する。厚さ7.8mm、重さ185gという薄型軽量ボディーも特徴だ。
アウトカメラは5000万画素の広角と望遠、800万画素の超広角という3つのレンズで構成される。先代の「CMF Phone 1」よりも64%多くの光を捉えられるという。望遠カメラは2倍の光学ズームに対応している。Phone (3a)と同様、側面のEssential KeyからEssential Spaceを呼び出せる。防水・防塵(じん)はIP54で、日本カスタマイズも重視しておサイフケータイも搭載している。
「OPPO Reno13 A」は、OPPOが日本ユーザー向けに開発したReno Aシリーズの最新モデル。価格は4万3890円。MNPで楽天モバイルに乗り換えると1万6000ポイントが還元され、これを引いた実質負担額は2万7890円。
クラウド型のAI機能「OPPO AI」に対応しており、ミッドレンジモデルながら、多彩な写真編集機能や文章作成サポート機能などを利用できる。写真編集では、背景に写り込んだ人や物をまとめて消したり、写真から好きなものを切り出してステッカーとして使ったりで着る。「AI Studio」では、1枚の写真から生成AIと多彩なテンプレートを使い、さまざまなパターンの画像を自動生成できる。
6.7型の有機ELディスプレイは120Hz駆動に対応し、ぬれた手での操作や手袋を付けたままでの操作も可能。プロセッサはSnapdragon 6 Gen 1、メインメモリは8GBを備え、ストレージは128GBを内蔵する。5800mAhバッテリーは45Wの急速充電にも対応している。IP69とIP68という高い防水と防塵性能に加え、MIL規格(MIL-STD 810H)もクリアしており高い耐久性を持つ。アウトカメラは5000万画素の広角、800万画素の超広角、200万画素のマクロで構成される。
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