Googleの最新スマートフォン「Google Pixel 10」シリーズ。そのProモデルがお得に買える。Google ストアにおける「実質4万円台から」という触れ込みのカラクリを見ていこう。結論から先にいえば、これは端末の定価を直接下げているわけではなく、Google ストアポイントと下取り払い戻しを差し引いた金額を示している。
例えば、Google Pixel 10 Pro XLの256GBモデルは割引前の価格が19万2900円で、ここに次回以降の買い物で使える最大5万6000円分のストアポイントが付与され、さらに対象スマホを下取りに出した場合には最大8万7100円の払い戻しが受けられる。計算はこうだ。19万2900円から5万6000円と8万7100円を差し引くと4万9800円となり、触れ込み通りの金額になる。
ここで注意したいのは、下取り払い戻しの条件だ。Google ストアでPixel 10 ProもしくはPixel 10 Pro XLを購入し、対象スマートフォンを下取りに出すことで最大8万7100円の払い戻しを受けられるが、この特典は新しいPixel 10 ProまたはPixel 10 Pro XLの購入時にのみ適用される。さらに、キャンペーンの実施期間は2025年8月21日から9月8日午後11時59分(日本時間)までに限られ、日本に居住し、配送先住所が日本国内であることが利用の条件となる。
また、ストアポイントプレゼントにも細かな条件が設定されている。Pixel 10 Proの購入では3万8000円分、Pixel 10 Pro XLの購入では5万6000円分のストアポイントが進呈される。このポイントは注文全体の発送から約24時間後にアカウントに追加された旨のメールが届く仕組みで、有効期限は発行から2年間に設定されている。
利用できるのは日本に居住し配送先住所が国内である18歳以上のユーザーに限られ、Google Payプロファイルを持っていなければポイントを受け取れない。ゲスト購入では対象外となる点も注意が必要だ。さらに、Google ストアポイントは商品を購入した国の通貨で発行され、その国のストアでしか利用できない。加えて、進呈されるのは1人につき最大3台分までで、返品を行った場合には特典が無効になる。譲渡や現金化はできず、在庫状況によっては早期終了となる可能性もある。
このように“実質4万円台から”という表現は、ストアポイントと下取りを最大限に活用した結果を根拠にしている。安さに飛びつかず冷静になり、条件や有効期限、地域や年齢制限を十分に理解した上で、自分にとって本当に「お得に買える方法」になるのかを慎重に考えたい。
Google Pixel Watch 4は、割引前価格は41mmモデルが5万2800円から、45mmモデルが5万9800円からとなっている。対象のスマートウォッチを下取りに出すことで最大2万5800円の払い戻しを受けられるため、負担額を抑えて購入できる仕組みになっている。
また、予約購入をすると抽選で充電ステーションとして利用できる「Google Pixel スマホ & ウォッチ スタンド」が当たる特典も用意されている。
さらに、購入者にはFitbit Premiumを6カ月間無料で利用できる特典があり、この間はエキスパートトレーナーによるパーソナルワークアウトメニューや限定コンテンツを体験できる。無料期間終了後は登録内容に応じて月額640円が発生する。
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