日々のコミュニケーションで欠かせないツールとなっているLINE。そんなLINEで、既読を付けずに新着メッセージを読む方法を活用している人は多いのでは? 既読が付くことで「早く返信をしないといけないプレッシャーにさらされる」「返信が遅いと思われたくない」など、既読にまつわる思いは人さまざまだろう。
既読を付けずにメッセージを読む方法はいくつかあるが、iOS 26で、とある裏技のハードルが上がってしまったのをご存じだろうか。
LINEで既読を付けずにメッセージを読む方法で手っ取り早いのが、「通知画面や通知センターから読む」こと。一言程度のメッセージならロック画面や通知センターからも読める。他に、トーク一覧画面から最新のトークを長押しすると、トークの内容がプレビュー表示され、内容を読める。
ただ、プレビュー表示は上下にスクロールできないので、長いメッセージだと最後まで読めない場合がある。そこで裏技として活用されているのが、iPhoneの通知センターを下げたまま、トーク画面を開くというもの。すると、トーク画面をスクロールして隅々まで閲覧できるのにもかかわらず、相手には既読マークは付かない。
上記の方法は、既読を付けずにメッセージ読む方法としてiPhoneユーザーに重宝されていたが、iOS 26でこの方法が“ほぼ”ふさがれてしまった。iOS 26のiPhone 17 Proで試したところ、トークの一覧画面で通知センターを下げると、トーク画面にアクセスできない。
しかし、実はiOS 26でもiOS 18以前の技を使う方法があった。それは、通知センターを画面上部の1mmほどまで下げてからトーク画面にアクセスするというもの。ダイナミックアイランドまで下げるとダメで、ダイナミックアイランドとディス上端の間くらいとイメージしておくといい。この状態であれば既読はつかず、こっそりメッセージを読むことができる。
ただし注意点がある。まず、通知センターを1mmほど下げるのが非常に難しいこと。筆者も何度か試してみたが、なかなかうまくいかず、職人技のようなテクニックが求められる。しかも、メッセージを読んでからトーク一覧に戻るときも、通知センターを1mmほど下げた状態をキープしていないといけない。そこからわずかでも通知センターを下げるとトーク一覧画面に戻れない。だからといって、通知センターを上に戻してしまうと、その時点で既読になってしまう。
LINEのトーク画面には、機内モードにしても既読を付けずにアクセスできるが、機内モードをオンにしてメッセージを読んだ後、機内モードをオフにしてLINEアプリを起動すると、既読マークが付いてしまう。技を極めれば、上記のギリギリまで通知センターを下げる方が有効だろう。
既読を付けずにLINEのメッセージを読むのは、通知やトーク一覧のプレビューが手軽だが、全文や前後のメッセージも読む手段として、通知センターを使う技を覚えておくといいだろう。
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