国内スマホ出荷シェア、Googleが2位、サムスンが3位に上昇 MM総研調べ

» 2025年11月19日 15時08分 公開

 MM総研は、11月18日に「2025年度上期(2025年4〜9月)の国内携帯電話端末出荷台数調査」の結果を発表した。

 2025年度上期の総出荷台数は1420.0万台(前年同期比7.2%増)で、2000年度以降の上期出荷統計として最少だった2023年度上期から回復傾向にあるが過去3番目に少ない。内訳はスマートフォンが1385.7万台(同8.3%増)、フィーチャーフォンは34.3万台(同25.3%減)で、スマートフォン出荷台数が上昇した要因は携帯キャリア大手4社の下取りプラグラムなどを活用した買い替えが本格的に循環し始めたと考えられる。一方、フィーチャーフォンは過去最少を更新した。

MM総研 携帯電話端末の総出荷台数推移(2025年度上期)

 2025年度上期のメーカー別総出荷台数シェア1位はAppleで、上期実績としては14期連続で1位を獲得。出荷台数は605.4万台(前年同期比6.0%増)で、シェアは42.6%(同0.5ポイント低下)。2025年9月に発売した最新のiPhone 17シリーズは発売直後から好スタートを切り、2025年2月に発売したiPhone 16eもサブブランド内でのiPhoneシェア向上に寄与している。

 総出荷台数シェア2位はGoogleで227.6万台(同46.7%増)/シェア16.0%(同4.3ポイント上昇)、3位はサムスン電子で163.1万台(同52.3%増)/シェア11.5%(同3.4ポイント上昇)、4位はシャープで118.9万台(同29.1%減)/シェア8.4%(同4.3ポイント低下)、5位はFCNTで102.5万台(同101.0%増)/シェア7.2%(同3.4ポイント上昇)となった。2024年度通期との比較だと、シャープが2位から4位に下がり、Googleが3位から2位に、サムスン電子が4位から3位に上がった。

MM総研 2025年度上期メーカー別 総出荷台数シェア/スマートフォン出荷台数シェア

 MNO4社と同社定義のオープン市場の5分類でスマートフォン出荷台数/シェアをみると、NTTドコモが464.9万台(シェア33.5%)、ソフトバンクが356.9万台(25.8%)、KDDIが355.6万台(25.7%)、楽天モバイル64.5万台(4.7%)と4社合計で89.6%を占める。スマートフォン出荷に占めるオープン市場は143.8万台(前年同期比15.8%増)でシェア10.4%(同0.7ポイント上昇)となった。

 オープン市場でもAppleは58.5万台(シェア40.7%)で1位、2位はXiaomiで18.5万台(12.9%)、3位はサムスン電子で13.2万台(9.2%)、4位はシャープで13.1万台(9.1%)、5位はモトローラで12.6万台(8.8%)の順となり、上位5メーカーで80.6%を占める。

MM総研 2025年度上期 携帯キャリア別スマートフォン出荷台数シェア/オープン市場スマートフォン出荷台数シェア

 2025年度通期の総出荷台数は3295万台(前年度比6.1%増)と予測。以降は、2026年度:3258万台、2027年度:3206万台、2028年度:3273万台、2029年度:3220万台、2030年度:3285万台で推移し、2025年5月発表の前回予測からは下方修正している。

 2025年度通期のスマートフォン出荷台数は3205万台(6.7%増)と予測し、以降は、2026年度:3179万台、2027年度:3134万台、2028年度:3208万台、2029年度:3160万台、2030年度:3231万台と3200万台前後で推移。そのうち、5Gスマートフォンの出荷台数比率は、2028年度以降は5G対応比率が100%になると予測する。

MM総研 2025年度上期 携帯キャリア別スマートフォン出荷台数シェア/オープン市場スマートフォン出荷台数シェア

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月15日 更新
  1. サイゼリヤは“折りたたみスマホお断り”なのか? セルフ注文画面が話題、真偽を実機で確かめた (2026年05月13日)
  2. なぜ? マクドナルド「巨大セルフ注文端末」に批判殺到の理由 UI/UXに価格表示まで……直面している課題とは (2026年05月14日)
  3. ドコモ、5G速度で首位も「一貫した品質」でなぜ最下位? auが10部門で受賞 Opensignal調査 (2026年05月14日)
  4. 大幅刷新の「iAEON」「AEON Pay」アプリは何が変わった? 使い分け方や便利な機能を解説 (2026年05月12日)
  5. KDDI松田社長「povoを楽天モバイルの副回線に」――自らアイデア例示 ローミングは26年9月で一区切り (2026年05月13日)
  6. 「駅のQRコードが読み取れない」――ネットに落胆の声 なぜ“デジタル時刻表”が裏目に? (2025年12月25日)
  7. 楽天、MNO本格参入後に初の黒字化 三木谷会長「KDDIローミング終了」と「値上げ」は明言避ける (2026年05月15日)
  8. IIJ谷脇社長、ドコモ回線問題について「キャリアとMVNOの原因切り分けが難しい」 IIJmioの値上げは予定なし (2026年05月14日)
  9. 楽天G三木谷氏「(モバイル)ユーザーに迷惑かけない」――KDDI側も理解 気になる2社ローミングの行方は (2026年05月14日)
  10. スマホ“最大規模の値上げ”はいつまで続く? 「1円スマホ」が存続危機、一方で影響を免れる中国メーカーも (2026年05月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年