2025年、ガジェット好きの筆者が葛藤の末に選んだもの、耐えたもの4選(2/2 ページ)

» 2026年01月06日 18時20分 公開
[井上晃,ITmedia]
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(3)Anker SoundCore Sleep A30

 仕事のレビューで試用した結果、すっかりほれ込み、ECサイトのカートに何度も入れては節約のために踏みとどまったアイテムがある。それが、アンカー・ジャパンから2025年9月に発売された、いわゆる“寝ホン”の最新モデル「Soundcore Sleep A30」だ。

photo 「Soundcore Sleep A30」

 通常の完全ワイヤレスイヤフォンは、装着したまま眠ると、横向きになった際に枕で本体が圧迫され、耳が痛くなりがちだ。一方、本製品のような「寝ホン」であれば、横向き寝や寝返りもストレスなく行える。

 Soundcore Sleep A30は、軽やかな付け心地に加え、新たにアクティブノイズキャンセリング(ANC)に対応した点が素晴らしい。また、イヤフォン本体に保存したヒーリングサウンドを即座に再生できる機能も非常に便利だ。

 2025年は昼夜逆転の生活を余儀なくされた時期もあり、こうした機能は極めて魅力的に映った。夜勤などで日中に睡眠をとる人には、特におすすめしたい一台である。

 ちなみに、旧モデルの「Soundcore Sleep A20」も、ANCこそ非搭載だが使用感は近く、価格も抑えられる。同室で流れるテレビの会話が判別できないほど静寂を求めるなら最新の「A30」を、ある程度の環境音が聞こえても問題なければ「A20」を選ぶのが賢明だろう。

(4)Wacom MovinkPad 11

 最後に、予算に余裕があれば即座に購入していただろう製品として、ワコムの描画特化型タブレット「Wacom MovinkPad 11」を挙げておきたい。こちらも仕事のレビューで試用する機会があり、その完成度に深く魅了された一台だ。家族用としての購入も真剣に検討したが、最終的には節約を優先し、後ろ髪を引かれる思いで断念した。

photo 「Wacom MovinkPad 11」

 ワコムといえば「板タブ」や「液タブ」の印象が強いが、2025年に登場した本製品は11.45型のAndroidタブレットである。6万9080円という価格ながら、高性能な「Wacom Pro Pen 3」が付属し、さらにイラスト制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」の2年間ライセンスも付属している。

 これまでデジタルイラストに挑戦する際の大きな障壁は、機材の調達コストだった。iPadとApple Pencilのセット、あるいはハイエンドなAndroidタブレットやPCと液タブの組み合わせなど、いずれも決して安価な選択肢ではない。

 その点、Wacom MovinkPad 11なら、7万円弱で本体/ペン/ソフトの全てがそろう。クロッキーやデッサン、色彩理論を意識した着彩など、イラストの基礎を徹底的に練習したい入門者にとって、これほど心強い1台はない。

 なお、上級者向けにはハイエンドモデル「Wacom MovinkPad Pro 14」も展開されている。プロのクリエイターやハイアマチュア層であれば、そちらを比較検討に加えるのも忘れないでほしい。

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