普段は通常のスマートフォン同様にコンパクトに持ち歩き、必要に応じて開くと大画面で使用できる、というのが折りたたみ端末に共通のコンセプトだ。実際、地図の表示や、画面を分割して資料を確認しながらメールを作成するなど、マルチタスクには非常に便利だ。
ただし、大画面で映画やゲームを楽しみたいという人には注意が必要だ。前述の通り、画面の比率が正方形に近いため、映画やYouTubeなど16:9のコンテンツは上下が大きく空いてしまい、そこまで大画面で表示できるわけではない。
Kindleでのマンガ表示については、表示は若干小さくなってしまうが、横向きにすれば見開き表示も可能だ。見開きでなければそこそこ大きく表示できるため、好みで使い分けるのがいいだろう。
また、折りたたみという点を生かし、クラムシェルのようにして机上に置けば、スタンドがなくても安定して動画視聴などを行える。インカメラを使ったオンライン会議などにも活用可能だ。
バッテリー容量は6560mAh。Galaxy Z Fold 7の4400mAhやPixel 10 Pro Foldの5015mAhと比較して、かなりの大容量だ。ソフトバンクのUSB Type-C PD-PPS対応 ACアダプター(SB-AC22-TCPD)を使用すると、約70分で満充電になるとのこと。なお、ワイヤレス充電には非対応となっている。
動作時間に関しては、公式スペックに記載はないのだが、PCMark for Androidのベンチマークテスト結果は9時間37分となった。SNSやメール、ブラウザなど、一般的な使い方であれば1日は十分に持ちそうだ。
nubia Foldは、Snapdragon 8 Eliteの処理性能と、1日持つスタミナを持ちながら、キャリアの購入プログラム利用で実質6万円台から手に入るという、コストパフォーマンスが魅力だ。
一方で、正方形に近い画面比率は動画視聴などのエンタメ用途で好みが分かれる部分であり、カメラ機能も含めてソフトウェアの最適化にはまだ伸びしろを感じる。
「とにかく大画面でマルチタスクをこなしたい」「ゲームの設定を自分好みにカスタマイズするのが好き」というユーザーや、初めての折りたたみスマホとしてコストを抑えて導入したい人にとっては、非常に有力な選択肢となるだろう。GalaxyやPixelが君臨している市場に、いい意味で価格破壊をもたらす1台といえそうだ。
(製品協力:ソフトバンク)
ZTEの新折りたたみ「nubia Fold」は“日本発”で誕生 破格の安さでも「他社に負けない」と自信を見せる理由
Y!mobileの折りたたみ「nubia Fold」、MNPで2年6万円台に+最大4.5万円相当の還元も【スマホお得情報】
新折りたたみ「Galaxy Z Fold7」発表、歴代最薄ボディーに2億画素カメラ搭載 Z Fold6からの進化点を総ざらい
3つ折り「Galaxy Z TriFold」を、2つ折りFold7ユーザー視点で解説 実機比較で分かったこと
3世代目「Pixel 10 Pro Fold」レビュー 薄型軽量への正直な評価、カメラは予想以上に高画質で使い勝手よしCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.