8500mAhバッテリー搭載「POCO X8 Pro Max」、5万円台からの「Pro」発売 背面が光る仕掛けも

» 2026年03月17日 22時00分 公開
[金子麟太郎,ITmedia]
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 Xiaomi Japanは3月17日22時、スマートフォン「POCO X8 Pro」および上位モデル「POCO X8 Pro Max」を発売した。最新のプロセッサや大容量バッテリーを搭載しながら価格を抑えた点が特徴だ。直営店のXiaomi Storeや同社公式サイトの他、Amazon.co.jpや同社公式TikTok Shopにて順次販売を開始する。POCO X8 Proの8GB/256GB構成に限ってはMVNOのQTnetでも19日より取り扱う予定だ。

POCOX8Pro POCOX8ProMax スマートフォン「POCO X8 Pro」および上位モデル「POCO X8 Pro Max」

 メモリ+ストレージごとの価格は、POCO X8 Proの8GB+256GB構成で5万9980円から、最上位構成となるPOCO X8 Pro Maxの12GB+512GB構成で8万9980円からとなっている。どちらの製品も4月6日まで早割キャンペーンを実施し、5000円を割り引く。ユーザーは物価高が続く中でも高性能な端末を比較的手頃な価格で入手できる環境を整えたという。

「POCO X8 Pro」が受け継ぐスターヒーローのDNA 

 同社のPOCOブランドは現在日本国内で3種類のシリーズを展開している。ハイエンドのFシリーズとエントリー向けのMシリーズが存在し、Xシリーズはその中間に位置するモデルだ。Xiaomi Japan マーケティングマネージャーの片山将氏は前モデル「POCO X7 Pro」が販売台数をリードするスターヒーロープロダクトであったと語る。最新作は「この成功を継承した正当進化モデル」として位置付けている。

POCOX8Pro POCOX8ProMax POCO X8 Pro
POCOX8Pro POCOX8ProMax Xiaomi Japan マーケティングマネージャー 片山将氏

 片山氏は今回の新製品を「ゲームが好きな若いテッキーな層に広く使ってほしい」と期待を寄せる。物価や流通などのさまざまなコストが上昇する状況下であっても「最低価格を6万円未満に抑えた」点をアピールする。早割を適用すれば6万円を支払っても5000円以上のお釣りがくる計算となる。同氏は幅広いユーザーが手に取りやすい価格帯を維持することに尽力したと自信を見せている。

 POCO X8 Proは持ちやすさを重視したスリムなデザインを採用しつつ、6500mAhと大容量のバッテリーを搭載する。本体の大きさは約75.2(幅)×157.6(高さ)×8.38(奥行き)mm、重さは201.5gとなる。カラーバリエーションはミントグリーンとブラックおよびホワイトの3色を展開する。

 プロセッサはMediaTekのDimensity 8500-Ultraを備える。5300平方ミリメートルの冷却システムも特徴で、長時間のゲームプレイでも本体の発熱を効果的に抑え込む。ディスプレイは6.59型の有機ELを採用し、1.5Kの解像度と120Hzのリフレッシュレートをサポートする。ゲームプレイ中に深いコントラストによる鮮やかな映像を表現できる。最大輝度は3500ニトに達し、屋外の明るい日差しの下でも鮮明な映像を楽しめる仕様となっている。

POCOX8Pro POCOX8ProMax より深いコントラストによる鮮やかな映像を表現できるPOCO X8 Proのディスプレイ

スピードの限界を超える――「POCO X8 Pro Max」が放つ最高峰の性能

 今回Xシリーズとして初めてとなるMaxモデルを追加した。片山氏は「この上位モデルがフラグシップキラーと呼ぶにふさわしい1台だ」と胸を張る。スローガンに設定した文言通りゲームやさまざまな処理において常に最高のスピードをたたき出す気概を込めたという。早割価格で7万4980円から購入できる点について、片山氏は「(本来なら)10万円を超えるようなフラグシップ級のスペックを搭載していながら、10万円払ったとしても2万5000円のお釣りがもらえる」とし、「コストパフォーマンスの面で非常に頑張った」と自信を見せる。

POCOX8Pro POCOX8ProMax POCO X8 Pro Max

 上位モデルとなるPOCO X8 Pro MaxはプロセッサにDimensity 9500sを採用。1万1000平方ミリメートルの大型グラファイトレイヤーを備えた冷却ポンプが強力な放熱性能を発揮する。高負荷な処理を継続しても高いフレームレートを維持する。本体の大きさは約77.9(幅)×162.9(高さ)×8.2(奥行き)mm、重さは218gとなり、カラーはブルー、ブラック、ホワイトの3色を用意する。

POCOX8Pro POCOX8ProMax 1万1000平方ミリメートルの大型グラファイトレイヤーを備えるPOCO X8 Pro Maxの冷却構造のイメージ

 特筆すべきは、タブレットに匹敵する8500mAhの超大容量バッテリーを搭載する点だ。片山氏はこの強烈なバッテリー性能について「従来のターゲットである若いテッキー層以外の人々も十二分に満足できる」と話す。100Wの急速充電器を利用することで、わずか24分で50%まで充電することが可能だ。27Wの給電にも対応し、スマートフォン本体から他のデバイスへ有線で電力を供給することが可能だ。

 POCO X8 Pro Maxのバッテリー持続日数については、「日常の一般的な利用であれば2日間バッテリーがいらない(充電が不要な)計算」という。具体的な連続使用時間の目安は次の通りだ。

  • 連続して通話を行った場合:最大74時間≒最大約3日(3日と2時間)
  • 連続してビデオ通話を行った場合:16時間以上
  • 連続してゲームをプレイした場合:15時間
POCOX8Pro POCOX8ProMax POCO X8 Pro Maxのバッテリーはタブレット級の容量だ

 POCO X8 Pro Maxはシリーズ初となる超音波式指紋センサーを搭載する。さらに物理的なSIMカードだけでなくeSIMにも対応している。最新の無線通信規格であるWi-Fi 7をサポートしており、自宅やオフィスで大容量のデータを瞬時にダウンロードできる通信環境を提供する。

 ディスプレイはPOCO X8 Proよりわずかに大きい6.83型の有機ELを採用する。解像度は1.5Kで120Hzのリフレッシュレートに対応する点は標準モデルと同等だ。下部1.78mm、その他の三辺1.5mmという極細ベゼルによって没入感あふれる視覚体験を目指した。デュアルステレオスピーカーが奏でる立体的なサウンドもこの没入感を後押しするはずだ。

POCOX8Pro POCOX8ProMax シリーズ初となる超音波式指紋センサーを搭載。ディスプレイは6.83型の有機ELを搭載している。リフレッシュレートは120Hzとなっている

両モデルの共通点を整理:背面ライトが明滅する「ダイナミックRGBライト」搭載

 両モデルともに強力なカメラシステムを背面に搭載する。背面のメインカメラは約5000万画素のセンサーと光学式手ブレ補正を組み合わせ鮮明な写真を撮影できる。約800万画素の超広角カメラを活用すれば壮大な風景や大人数でのグループショットも簡単に収まる。前面には2000万画素の広角カメラを配置しており高画質な自撮りやビデオ通話を日常的に楽しむ環境を整えている。

POCOX8Pro POCOX8ProMax POCO X8 Pro Max(写真=左)とPOCO X8 Pro(写真=右)の背面。順番は以下同
POCOX8Pro POCOX8ProMax POCO X8 Pro MaxとPOCO X8 Proの正面(ディスプレイ)

 防塵(じん)・防水の等級はどちらもIP66/IP68となっている。

 デザインのアクセントとして背面カメラ周辺に「ダイナミックRGBライト」を組み込んでいる。着信やアプリの通知を受け取った際に8色から選べる光のアニメーションがユーザーに知らせる。音楽やゲームの音に合わせてライトが明滅するエフェクトも用意した。「特定のアプリの通知が届いたときにのみ光らせることも可能」(片山氏)という。実用性だけでなく遊び心をくすぐる機能といえる。

POCOX8Pro POCOX8ProMax カメラ周辺の「ダイナミックRGBライト」
POCOX8Pro POCOX8ProMax 設定内の「追加設定」から……
POCOX8Pro POCOX8ProMax 「バックライト効果」を選択すると……
POCOX8Pro POCOX8ProMax 「ダイナミックRGBライト」の設定を行える。通知時やゲームプレイ中に光る仕組み。光の色を変更することも可能だ

 OSにはAndroid 16をベースに開発した「Xiaomi HyperOS 3」を採用する。直感的な操作感と高いカスタマイズ性を特徴とし、他のスマートデバイスとの連携もスムーズに行える。さらにメーカーは4世代にわたる主要OSのアップデートと6年間のセキュリティパッチ提供を保証する。ユーザーは最新の機能と高いセキュリティ環境を維持しながらお気に入りの端末を長期間にわたって愛用できる。

POCOX8Pro POCOX8ProMax POCO X8 Pro MaxとPOCO X8 Proの主な違い

 購入特典として、学生向けには公式サイトや直営店で利用できる2000円の割引を用意した。また、各種サブスクリプションサービスの無料アクセス権も付与しており、動画配信サービス「YouTube Premium」を2カ月間、音楽配信サービス「Spotify Premium」を3カ月間無料で体験できる権利が含まれている。

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