円安と日本仕様が悩ましい、「REDMI 15 5G」の国内外における価格差山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2026年03月19日 06時00分 公開
[山根康宏ITmedia]

 2025年12月19日に日本で発売となったXiaomiの「REDMI 15 5G」は、Snapdragon 6s Gen 3をプロセッサに採用するミドルレンジクラスのモデルです。価格はメモリ4GB/ストレージ128GBで3万1980円と、手の出しやすい価格ですが、海外でもREDMI 15 5Gはエントリー5G機として人気を集めています。

photo 香港でも販売されているREDMI 15 5G

 7000mAhバッテリーや144Hzのリフレッシュレートに対応した6.9型の大画面ディスプレイを搭載しており、他社の同価格帯のモデルよりも高い性能を誇ります。海外でもこの特徴が大きくアピールされています。

photo 7000mAhバッテリー搭載は大きなメリット

 海外販売モデルを見ると技適マークはありません。これは日本モデルがFeliCaを搭載しているため別の製品になっているからです。認証を見ると日本のお隣、韓国のものもあり、韓国で販売されているモデルもFeliCaのないグローバルモデルということが分かります。

photo 海外モデルは技適無し

 では海外での価格はいくらでしょうか。実は海外ではメモリ8GB/ストレージ256GBモデルも販売されています。このモデルの日本の価格は3万6980円です。台湾では2モデルが出ており、4GBが6499台湾ドル(約3万2200円)、8GBモデルが7999台湾ドル(約3万9600円)。日本と同等かやや高めです。

 ところが8GBモデルのみが販売されている国を見ると、韓国では26万9500ウォン(約2万9300円)、香港では1399香港ドル(約2万7900円)、シンガポールは249シンガポールドル(約3万700円)、マレーシアは729マレーシアドル(約2万9100円)。日本よりだいぶ安くなります。

photo 香港や韓国での価格はかなり安い

 台湾価格が日本に近い例を除けば、他国と日本の販売価格の差はかなり開いています。これは日本の円安やFeliCa搭載コストも関係していると考えられます。

photo FeliCaは無いが香港版は日本の4GBモデルより安い

 FeliCaは日本で日常的に使うためには必要な機能です。とはいえ、海外の価格を見ると、1万円近い差はうらやましくも思えます。せめて円安が落ち着き以前のように円の価値が回復すれば、海外メーカー端末の日本価格も各国の価格と乖離が解消されることを期待したい。

photo 国内外の価格差は悩ましい

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月08日 更新
  1. NHK受信料パトカー・消防車から徴収問題、猛反発を受け「検討を進めていく」と会長 (2026年08月07日)
  2. ドコモが念願の増収増益に好転 「ドコモMAX」好調も後押し、今後は“ロイヤルユーザー”を重視 (2026年08月06日)
  3. まだ「つながりにくい」声ある“ドコモ通信品質問題”の現在地 前田社長が明かす「道半ば」の詳細解説 (2026年08月06日)
  4. 楽天モバイルのローミングは「予定通り9月末に終了」 ただし「ルーラル限定で継続」の可能性も (2026年08月07日)
  5. なぜ? カーナビが「NHK受信料」対象になるワケ 課金されるケースと徴収を免れる方法 (2025年04月15日)
  6. 「NHK受信料の値上げは検討していない」――会長が明言 スクランブル化を求める声絶えず (2026年08月07日)
  7. KDDIが値上げしても解約率が低下した理由 au、UQ mobile、povoを循環させ「脱・販促費競争」へ (2026年08月07日)
  8. 元グループ会社が「ドコモの銀行」になった不満を吸収? SBI新生銀行が「SBIの銀行」として最大5.2万円のキャッシュバックキャンペーンを開催 (2026年08月05日)
  9. 東海道・山陽・九州新幹線の「EXサービス」に複数のサービス改訂 「ご利用票」のスマホ表示などを9月から順次開始 (2026年08月06日)
  10. スマホの「エアコン冷却」がダメなワケ 猛暑日にやりがちな“水没”の危険性と正しい冷やし方 (2026年08月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー