ファーウェイ時代再来か? 中国スマホ市場2025年振り返りと2026年の展望:山根康宏の海外モバイル探訪記(1/2 ページ)

» 2026年03月26日 06時00分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 中国のスマートフォン市場は、上位6社が各社4000万台の出荷台数で並ぶという、激戦時代が続いています。2025年はHuaweiが久々に1位となりましたが、各社の動きを振り返り、2026年の展望も簡単に占ってみます。なお数字はOMDIAの調査結果です。

【1位】Huawei:4680万台(シェア17%)

 Huaweiが中国市場でトップに立つのは5年ぶりのことです。他社と比べると新製品の数は少ないものの、カメラフォン「Pura」、プレミアハイエンド「Mate」、若者向けの「nova」をバランスよく投入しています。

 薄型大画面の「Mate 70 Air」や、ワイド画面の折りたたみ「Pura X」など特徴的な製品も投入し、他メーカーのスマートフォンからHuaweiに乗り換えるユーザーもかなり取り込んだ印象です。2026年はこの強さをさらに発揮していくでしょう。

photo 強さを発揮したファーウェイ(Pura X)

【2位】vivo:4600万台(同17%)

 Huaweiにわずかな差で抜かれたものの、ボリュームゾーン向けのYシリーズの圧倒的な製品投入数で出荷台数を維持しています。折りたたみモデルはやや不調なものの、カメラモデルのXシリーズは自社の顔となる製品としてしっかり知られるように。サブブランドのiQOOシリーズもハイエンドからローエンドまで種類をそろえており、引き続きシェア上位にとどまりそうです。

photo ボリュームゾーンが強いvivo(Y500)
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