ファーウェイ時代再来か? 中国スマホ市場2025年振り返りと2026年の展望:山根康宏の海外モバイル探訪記(2/2 ページ)

» 2026年03月26日 06時00分 公開
[山根康宏,ITmedia]
前のページへ 1|2       

【3位】Apple:4590万台(同16%)

 iPhone 17 Proシリーズのオレンジカラーとカメラデザインが変わったことで「新世代iPhone」の印象を植え付け、値段が下がったiPhone 16シリーズの販売も好調です。

 さらにiPhone 17は中国政府の補助金を受けられるギリギリの価格である5999元という値付けが絶妙でベストセラーになりました。一方で薄型のiPhone Airは市場で受け入れられませんでした。2026年に登場予定の折りたたみモデルは中国市場を大きく変える存在になるでしょう。

photo Airの不調もものとしなかったアップル

【4位】Xiaomi:4370万台(同15%)

 コスパモデルのREDMIシリーズのラインアップを強化しつつ、ブランド力を高めるXiaomiシリーズを展開しています。しかしながら、ブランド力ではHuaweiに追い付かず、コスパではvivoやrealmeが強い印象を受けます。

 XiaomiとしてはHyperOSと「Human×Car×Home」戦略によるAIoTエコシステムの構築を強化しており、スマートフォンの出荷台数そのものは重要視していない、とも思われます。

photo シャオミはEVやIoTにも注力

【5位】OPPO:4280万台(同15%)

 販売数をけん引するのはボリュームゾーン向けのAシリーズです。カメラフォン「Find X」と折りたたみの「Find N」シリーズは、Huaweiの後塵を拝したままの状態といえます。

 OnePlusは高性能パフォーマンスモデルに再構築したものの、勢いはあまり感じられません。2026年はrealmeをサブブランド化し第三の柱とすることが予定されており、シェアを大きく伸ばす可能性を秘めています。

photo カメラフォンの強みを生かし切れていないOPPO(Find X9 Pro)

【6位以下】HONOR:推定3000〜4000万台

 HONORは調査会社のデータでは5位以内には入っていないものの、単月では上位に入る月があるなど、国内販売は好調のようです。2025年に世界最薄の折りたたみ「Magic V5」を投入、ハイエンドカメラフォンのポルシェデザインモデルも定期的に投入しており、プレミアムモデルの人気も高まっています。2026年はシェア上位入りの可能性が最も高いメーカーといえそうです。

photo 着々と力をつけているHONOR
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月01日 更新
  1. 免許証画像が漏れると何が“ヤバい”のか タイムズカーで最大約660万件の個人情報漏えいで考えられる「3つのリスク」 (2026年09月29日)
  2. 「iPhoneのアプリが起動しない」報告相次ぐ 端末再起動やアプリ削除で解決しない理由 (2026年09月29日)
  3. KDDI、楽天モバイルへのローミング状況を公開 9月末から大幅減 10月から新たな枠組み (2026年09月30日)
  4. 「iOS 27.0.1」配信開始、iPhone 18 ProのFace IDやカメラの不具合を解消 「iOS 26.7.1」も (2026年09月29日)
  5. Nothingは経営危機なのか 黒住氏は日本撤退を否定、値上げは「モデルチェンジのタイミング」で (2026年09月29日)
  6. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  7. ドコモが「iPhone 17e」「iPhone 16」を値上げ 17e(256GB)と16(128GB)は残価も増額 (2026年09月30日)
  8. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  9. 20万円超のXperiaを「買い」に変えた3週間 ソニーが「モニタープログラム」を実施した理由 (2026年09月26日)
  10. 「ドコモミリ波イニシアチブ」始動、ミリ波の活用促進やユースケース創出を目指す (2026年09月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー