続いて、カメラ性能について。AQUOS sense10、Xperia 10 VIIのカメラ性能は以下の通りです。
どちらも2眼構成となっており、メインカメラは2倍の光学相当ズームにも対応しています。実際に撮り比べてみました。
まずは、メインカメラ(1倍)で撮影した写真から。屋外の撮影では、色味の違いがあるものの、どちらもきれいに撮れています。より細部まで画質が鮮明で、明るく撮れるのはAQUOS sense10でした。
次に、2倍ズームで撮りました。画質は、AQUOS sense10がよりきれいです。また、全体的に明るく撮影できるため、夕方など薄暗いシーンでも安定した仕上がりになりました。
最大ズームは、それぞれ8倍と6倍まで撮影可能です。どちらもさすがに粗さを感じますが、やはり細かく見ると画質はAQUOS sense10が勝っています。
続いて、暗所撮影です。ここまでのシーンでは、AQUOS sense10の方が解像感が高かったのですが、暗所では、Xperia 10 VIIの方がつぶれた感じがなく、より鮮明に撮影できています。
最後に、料理の写真を撮り比べます。どちらもきれいですが、Xperia 10 VIIの方が温かみのある色合いに仕上がることが多く、よりおいしそうに撮れます。
というわけで、カメラ性能については多くのシーンでAQUOS sense10の方が勝っているものの、暗所や料理など特定のシーンではXperia 10 VIIの方がきれいに撮れるという結果となりました。自分が使いたいシーンや色味の好みも考慮して、選んでいくのがおすすめです。
続いて、バッテリー持ちについて検証します。まず、「Googleマップ」アプリで1時間ナビ案内を行い、バッテリー残量の減りを計測しました。検証の結果、AQUOS sense10は100%→96%、Xperia 10 VIIは100%→94%まで減少しています。
続いて、「原神」を最高画質・60fps設定で30分間プレイした後のバッテリー残量を確認しました。結果は、AQUOS sense10が96%→84%、Xperia 10 VIIが94%→84%でした。
さらに、「Chrome」アプリを使用して、それぞれ30分間ネット検索を行いました。バッテリー残量は、AQUOS sense10が84%→80%、Xperia 10 VIIが84%→78%という結果です。
以上の検証結果から、バッテリー持ちは両機種ともに良好だといえます。より長時間の使用を重視するならAQUOS sense10がおすすめですが、Xperia 10 VIIも十分に優秀で、どちらも1日は余裕で使える安心感のあるバッテリー性能に仕上がっています。
次に、音質についてです。AQUOS sense10は「デュアルBOXスピーカー」を採用。先代モデル比で、音量が格段にパワーアップしており、通話時などの声が聞き取りやすくなりました。Xperia 10 VIIは、左右均等に配置されたフロントステレオスピーカーを採用し、音質も従来比で向上しています。
実際に聴き比べたところ、音量はAQUOS sense10に軍配が上がり、音のきめ細かさや厚みはXperia 10 VIIだと感じました。どちらも動画や音楽を楽しむには十分ですが、より音質優先であれば、Xperia 10 VIIを選ぶのがいいでしょう。
次に、AI機能についてです。どちらの機種も丸で囲んだり、なぞったりすることで即座に検索できる「かこって検索」やAI アシスタント「Gemini」を利用できます。
加えて、AQUOS sense10では、リアルタイムで騒音をカットするAI機能「Vocalist (ボーカリスト)」を搭載。自分の声を登録するとそれ以外の音をカットしてくれるので、騒音環境でも相手に自分の声をしっかり届けることが可能です。筆者のすぐ隣で人がしゃべっている場合でも、筆者の声だけを相手に届けてくれるので、とても驚きました。
この他、料理やテキストに映り込む影を消せる「影除去」やガラス越しに撮る時に反射を軽減してくれる「ショーケースモード」機能なども備えています。
Xperia 10 VIIも撮影環境をAIが解析して最適な設定に自動調整してくれる「シーン認識」、圧縮音源をハイレゾ相当の音質にアップスケーリングする独自のAI技術「DSEE Ultimate」機能を搭載していますが、より多くのAI機能を試してみたいユーザーなら、AQUOS sense10の方がおすすめです。
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