「AQUOS sense10」「Xperia 10 VII」徹底比較 使い倒して分かった“スペック表に現れない差”(2/3 ページ)

» 2026年03月28日 11時00分 公開
[ちえほんITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

カメラ画質はAQUOS sense10が好印象

AQUOS sense10とXperia 10 VII 2機種のカメラ性能を比較

 続いて、カメラ性能について。AQUOS sense10、Xperia 10 VIIのカメラ性能は以下の通りです。

  • AQUOS sense10:約5030万画素(広角、1/1.55型)+約5030万画素(超広角)
  • Xperia 10 VII:約5000万画素(広角、1/1.56型)+約1300万画素(超広角)

 どちらも2眼構成となっており、メインカメラは2倍の光学相当ズームにも対応しています。実際に撮り比べてみました。

AQUOS sense10とXperia 10 VII
AQUOS sense10とXperia 10 VII 上がAQUOS sense10、下がXperia 10 VII

 まずは、メインカメラ(1倍)で撮影した写真から。屋外の撮影では、色味の違いがあるものの、どちらもきれいに撮れています。より細部まで画質が鮮明で、明るく撮れるのはAQUOS sense10でした。

AQUOS sense10とXperia 10 VII
AQUOS sense10とXperia 10 VII 上がAQUOS sense10、下がXperia 10 VII

 次に、2倍ズームで撮りました。画質は、AQUOS sense10がよりきれいです。また、全体的に明るく撮影できるため、夕方など薄暗いシーンでも安定した仕上がりになりました。

AQUOS sense10とXperia 10 VII
AQUOS sense10とXperia 10 VII 上がAQUOS sense10、下がXperia 10 VII

 最大ズームは、それぞれ8倍と6倍まで撮影可能です。どちらもさすがに粗さを感じますが、やはり細かく見ると画質はAQUOS sense10が勝っています。

AQUOS sense10とXperia 10 VII
AQUOS sense10とXperia 10 VII 上がAQUOS sense10、下がXperia 10 VII

 続いて、暗所撮影です。ここまでのシーンでは、AQUOS sense10の方が解像感が高かったのですが、暗所では、Xperia 10 VIIの方がつぶれた感じがなく、より鮮明に撮影できています。

AQUOS sense10とXperia 10 VII
AQUOS sense10とXperia 10 VII 上がAQUOS sense10、下がXperia 10 VII

 最後に、料理の写真を撮り比べます。どちらもきれいですが、Xperia 10 VIIの方が温かみのある色合いに仕上がることが多く、よりおいしそうに撮れます。

AQUOS sense10とXperia 10 VII
AQUOS sense10とXperia 10 VII 上がAQUOS sense10、下がXperia 10 VII(その他作例)

 というわけで、カメラ性能については多くのシーンでAQUOS sense10の方が勝っているものの、暗所や料理など特定のシーンではXperia 10 VIIの方がきれいに撮れるという結果となりました。自分が使いたいシーンや色味の好みも考慮して、選んでいくのがおすすめです。

バッテリーの持ちは2機種とも良好

AQUOS sense10とXperia 10 VII 両機種とも5000mAhのバッテリーを内蔵する

 続いて、バッテリー持ちについて検証します。まず、「Googleマップ」アプリで1時間ナビ案内を行い、バッテリー残量の減りを計測しました。検証の結果、AQUOS sense10は100%→96%、Xperia 10 VIIは100%→94%まで減少しています。

 続いて、「原神」を最高画質・60fps設定で30分間プレイした後のバッテリー残量を確認しました。結果は、AQUOS sense10が96%→84%、Xperia 10 VIIが94%→84%でした。

さらに、「Chrome」アプリを使用して、それぞれ30分間ネット検索を行いました。バッテリー残量は、AQUOS sense10が84%→80%、Xperia 10 VIIが84%→78%という結果です。

 以上の検証結果から、バッテリー持ちは両機種ともに良好だといえます。より長時間の使用を重視するならAQUOS sense10がおすすめですが、Xperia 10 VIIも十分に優秀で、どちらも1日は余裕で使える安心感のあるバッテリー性能に仕上がっています。

スピーカー音質はXperia 10 VIIが好印象

AQUOS sense10とXperia 10 VII フロントステレオスピーカーの音質も比較

 次に、音質についてです。AQUOS sense10は「デュアルBOXスピーカー」を採用。先代モデル比で、音量が格段にパワーアップしており、通話時などの声が聞き取りやすくなりました。Xperia 10 VIIは、左右均等に配置されたフロントステレオスピーカーを採用し、音質も従来比で向上しています。

 実際に聴き比べたところ、音量はAQUOS sense10に軍配が上がり、音のきめ細かさや厚みはXperia 10 VIIだと感じました。どちらも動画や音楽を楽しむには十分ですが、より音質優先であれば、Xperia 10 VIIを選ぶのがいいでしょう。

独自のAI機能はAQUOS sense10に注目

AQUOS sense10とXperia 10 VII Geminiはどちらの機種も使える

 次に、AI機能についてです。どちらの機種も丸で囲んだり、なぞったりすることで即座に検索できる「かこって検索」やAI アシスタント「Gemini」を利用できます。

AQUOS sense10 AQUOS sense10のAI機能「Vocalist」では、事前に設定したユーザーの声を認識し、騒音環境でも通話時に声を届けやすくする

 加えて、AQUOS sense10では、リアルタイムで騒音をカットするAI機能「Vocalist (ボーカリスト)」を搭載。自分の声を登録するとそれ以外の音をカットしてくれるので、騒音環境でも相手に自分の声をしっかり届けることが可能です。筆者のすぐ隣で人がしゃべっている場合でも、筆者の声だけを相手に届けてくれるので、とても驚きました。

 この他、料理やテキストに映り込む影を消せる「影除去」やガラス越しに撮る時に反射を軽減してくれる「ショーケースモード」機能なども備えています。

 Xperia 10 VIIも撮影環境をAIが解析して最適な設定に自動調整してくれる「シーン認識」、圧縮音源をハイレゾ相当の音質にアップスケーリングする独自のAI技術「DSEE Ultimate」機能を搭載していますが、より多くのAI機能を試してみたいユーザーなら、AQUOS sense10の方がおすすめです。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月28日 更新
  1. X Pro(旧TweetDeck)が月額6080円の最上位プラン限定機能に プレミアム(月額918円)から除外で大幅値上げ (2026年03月27日)
  2. 楽天モバイルのルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」レビュー:通信速度はどう? 他社のeSIMで使う方法も解説 (2026年03月27日)
  3. 【ワークマン】2900円の「コーデュラ ワイドオープンリュックII」 大きく開くダブルファスナーが便利 (2026年03月27日)
  4. X Pro(旧TweetDeck)に代わる新ツール、1〜2週間以内にリリースか 製品責任者が言及 (2026年03月27日)
  5. ダイソーで550円の「充電式LEDライト」はコスパ“ぶっ壊れ” デジタル表示&USB Type-C対応で日常使いにピッタリ (2026年03月27日)
  6. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  7. Googleが「ググる常識」を捨て、検索に「AIモード」を追加 何がどう便利に? (2025年05月21日)
  8. ファミマ、シチズン共同開発の「腕時計」発売へ 1998円で10気圧防水、ファミマカラーがアクセント (2026年03月26日)
  9. ファミマ、全国1.6万店舗にセブン銀行ATMを導入へ 26年春から順次設置、独自デザインに (2026年03月27日)
  10. Google「検索Live」を提供開始 カメラと声で直感的に探せる 日本を含む200以上の国と地域で (2026年03月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年