サムスン電子ジャパンは5月26日、最新UIである「One UI 8.5」の対応機種を拡大し、現行のSamsung Galaxyスマートフォンおよびタブレット各モデルへ順次配信を開始したと発表した。One UI 8.5は2026年3月発売の「Samsung Galaxy S26シリーズ」などに先行搭載されていたシステムだ。今回のアップデートで2023年発売の「Samsung Galaxy S23シリーズ」以降の全モデルが対象となる。
新機能の中で注目すべき点は、「Quick Share」とAppleの「AirDrop」間のデータ共有対応だ。One UI 8.5のアップデートを適用することで、「Samsung Galaxy S25」や折りたたみスマートフォン「Samsung Galaxy Z Fold7」などのモデルにおいて、iPhoneなどのiOSデバイスと直接ファイルのやりとりが可能になる。従来のiOSデバイスとの共有で必要だったQRコードやリンクを発行する手間がなくなり、Bluetoothを通じた直接のデータ共有が可能だ。
これにより、ファイルの件数やサイズといった制限を気にすることなく、高画質な写真や大容量の動画、ドキュメントをシームレスに送受信できるようになる。さらにOne UI 8.5はシステムの深部にAIが統合されており、ユーザーの好みや使用パターンを適応して、必要なタイミングで瞬時に提案を行うなど、スマートフォンがより賢くタスクを処理する。
フォトアシスト機能については、画像を見ながらテキストでAIに指示を出すだけで、「昼のシーンを夜に変更する」「画像に新しい要素を加える」といった高度な編集が可能になった。被写体の欠けた部分を自然に補完したり、服装ごと変更して整えたりすることもできる。編集結果は一覧で確認しつつ連続して作業できるため、途中の修正や取り消しも簡単に行える。
さらにクリエイティブスタジオでは、オリジナルのスタンプセットを生成して写真編集に活用できるほか、招待状やプロフィールカード、壁紙の作成にも対応している。対象のGalaxyモデルを所有するユーザーは、アップデートの通知が届くことでOSの垣根を超越するファイル共有体験や高度なAI機能を利用できるようになる。
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