MVNOで最も気になるのが通信速度です。筆者も実際にANAモバイルの速度を測定してみました。通常時は5Gエリアがオンなら100Mbps以上、4Gでも35〜60Mbpsほど出て非常に快適でしたが、やはり昼12時台は5Gでも5〜6Mbps、4Gなら2〜3Mbpsほどになりました。計測したのがGW中の平日だったため、通常はもう少し遅くなる可能性もあります。全く使えない速度ではないものの、やはり昼の通信速度には注意が必要です。
ちなみに、通信速度は4Gより5Gの方が速かったです。ANAモバイルはデフォルトでは5Gがオフになっているため、契約後はマイページからオンにするのを忘れないようにしましょう。
ANAモバイルと、2025年にサービス開始済みのJALモバイルとでは、どちらを選ぶべきでしょうか。
まず、料金を単純に比較すると、音声2GBはともに月額850円ですが、それ以上の容量では常にJALモバイルの方がお得です。ただし、選べる容量はJALモバイルが2GBから最大55GBまでの8種類なのに対し、ANAモバイルは1GBから最大100GBまで20種類から選べます。
一方、付与されるマイル数はANAモバイルの方が多いです。音声2GBではANAモバイルは月170マイルもらえるのに対しJALモバイルは25マイル、音声55GBではANAモバイルは月920マイルもらえるのに対しJALモバイルは130マイルです。
1マイルの価値は同じではないものの、レギュラーシーズンの場合、羽田伊丹間の特典航空券に必要なマイル数はANAもJALも6500マイルであることを考えると、ANAの方がマイルの還元率は高いといえます。
両者には他にも細かい違いがあります。ANAモバイルで選べるのは音声SIMとデータSIMですが、JALモバイルはSMS SIMも選べます。また、JALモバイルは「同一契約内の回線でデータ容量をシェアできる」「かけ放題オプションが安い」のがメリットです。
一方、JALモバイルは初期費用以外にSIMカード発行手数料かeSIMのプロファイル発行手数料がかかりますが、ANAモバイルはかかりません。
上記のような通信サービスとしての違いはいくつかあるものの、結論としては「自身がよく使う航空会社のサービスを選ぶ」ことになるでしょう。ANAモバイルはANAの「プレミアムメンバーサービス」獲得の対象サービスのため、スーパーフライヤーズカード(SFC)の取得を目指す人にもオススメです。
JALモバイルはマイルの付与以外にも「通常7000マイル必要などこかにマイルが年1回1500マイルで利用できる」「上級会員のJALグローバルクラブ入会費に必要なLife Status ポイントが毎月1ポイントたまる」などのメリットがあります。
ANAユーザーの筆者は上級会員には興味がありませんが、旅行や出張などでは常にマイルを使ってフライトを予約しているため、月額料金に応じてマイルがたまるのは大きな魅力です。また、国内通話料金も11円/30秒でVoLTE通話ができます。これまでは日本通信をメインの通話回線にしていましたが、先日引っ越した自宅はドコモ回線がつながりにくいため、au回線のANAモバイルをメインの通話回線に昇格させることにしました。
基本料金もドコモ/au/ソフトバンクに比べると安いため、これらのキャリアからANAモバイルに乗り換えれば大幅に通信料金を削減できるはずです。ANAの飛行機に乗る機会がある人は、ANAモバイルは有力な乗り換え先候補になるでしょう。
シムラボ
「シムラボ」は、スマホ料金や端末に関するお役立ち情報を発信する個人サイトです。Y!mobileに乗り換えたことをきっかけに格安SIMのよさに気付き、今では主要な格安SIMは全て契約してレビューしています。モットーは「自分に合うものを、より安く」。
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