KDDIは自社サイトの「楽天モバイル向けローミングサービス提供エリア」情報を更新した。2026年6月以降は都市部を中心にエリアが縮小し契約は9月末に期限を迎える。松田浩路社長は2026年3月期本決算説明会で自社網へのトラフィック増加に触れ、auユーザーに影響が出かねない混雑エリアは十分な期間を設けて順次終了していると説明していた。楽天モバイルが自前で構築した地域も終了する方針であり今回の縮小もそれに沿う。
楽天モバイル向けローミングサービス提供エリアの「2026年5月末時点」と「2026年6月以降」のマップ(オレンジ色で示されているのがローミング提供エリア)を比較すると、2026年6月以降では、東京都心部や川崎市、横浜市などの都市部を中心に、オレンジ色のエリアが明らかに減少していることが分かる。
KDDIのローミングで提供されるのはプラチナバンドの800MHz帯だ。屋内や地下にも電波が届きやすい性質を持つため終了によってつながりにくいという体感につながる可能性が高い。一方、楽天モバイルはユーザーからの声に真摯(しんし)に対応している。ネットワークがつながりにくいと感じた際にWebサイトの電波改善フォームで要望を伝えることが可能だ。専門チームが24時間体制でモニタリングしている。
具体的な声が挙がった場合はセグメント化された回答を3分以内に返し基地局建設チームに共有して急いで電波改善を進める。楽天モバイルがユーザーに電波改善のアンケートを実施したところ、2025年11月〜12月には83.2%が改善を実感したと回答し2024年12月から5.4ポイント向上した。即時に対応する姿勢は評価できる一方、Xの公式アカウントではつながらないという声を相変わらず多く見かける。
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