レンタルバッテリー「CHARGESPOT」急速充電OKに 8000mAhに増量、最大出力22.5Wに

» 2026年06月04日 11時04分 公開
[金子麟太郎,ITmedia]

 INFORICHはモバイルバッテリーシェアリングサービス「CHARGESPOT」において急速充電に対応した新型バッテリーの国内展開を2026年6月から順次開始すると発表した。2024年以降のスマートフォン充電ポートのUSB Type-C統一や端末の高性能化に伴うバッテリー消耗スピードの加速を背景に開発した。USB PDおよびPPS規格に対応することで最大約20Wの急速充電を実現し、市場の需要に応えるため充電のタイムパフォーマンス向上を図る。

INFORICH CHARGESPOT 急速充電に対応した新型バッテリーの国内展開を順次開始すると発表した従来モデルから容量や出力を大幅に向上させた(画像はCHARGESPOTのロゴ)

 新型バッテリーの容量は従来モデルの5000mAhから8000mAhに増量した。最大出力は従来の10.5Wから22.5Wへと引き上げた。出力対応端子はUSB Type-CとLightningの2端子を搭載する。Micro USB Type-Bの対応時期(3端子仕様への変更)は未定となっているが、将来的には「ケーブル3本一体型モデル」の国内展開も予定している。なお、レンタル時にユーザーが急速充電バッテリーを指定することはできない仕様となっている。

 これだけのスペック向上を実現しながらも利用料金は従来の通常バッテリーと同額に据え置く。30分未満で165円から利用可能だ。複数回の充電や大容量端末にも対応する。

INFORICH CHARGESPOT 出力対応端子は2種類を搭載しスペックが向上する一方で利用料金は従来の通常バッテリーと同額に据え置かれた(画像は急速充電が可能になったモバイルバッテリー)

 CHARGESPOTの新型は2026年1月より中国や香港およびオーストラリアで先行展開してきた。海外での実績を経て日本国内での提供に至った。

 同年4月24日から航空機内におけるバッテリー規制が強化され機内での充電や給電が全面的に禁止された。また、モバイルバッテリーの預け入れ荷物への収納は引き続き禁止されており、機内への持ち込み(2個まで)が必須となる。機内に持ち込める制限は160Wh以下と定められているが新型の8000mAhはこの基準をクリアしており移動時のトラブルを防ぐ。機内で充電ができない新ルール下において、搭乗前や目的地到着後に短時間で一気に充電できる手段として、シェアリングの活用がさらに期待される。

INFORICH CHARGESPOT 航空機内への持ち込み制限の基準もクリアしているため旅行など移動時におけるバッテリー不足の解消に対応する

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