今日から始めるモバイル決済

“クレカ障害”の原因、三井住友カードが明らかに 都内店舗は「現金や交通系ICカードをご利用ください」と客に案内

» 2026年07月16日 19時15分 公開
[金子麟太郎,ITmedia]

 7月16日朝から全国規模で発生していたクレジットカードの決済障害について、三井住友カードは同日、公式サイトのインフォメーションを更新し、障害の原因が、店舗とカード会社をつなぐ「国際ブランドネットワーク」であったことを発表した。

 同社の発表によると、障害が発生していたのは同日の8時10分頃から12時08分頃までで、一部の加盟店でカードが利用できない事象が起きていたものの、現在はすでに復旧しているとのこと。

三井住友カード インフォメーション 2026年7月16日に三井住友カードが発表した障害に関するインフォメーションの画面。障害発生時間や原因が国際ブランドネットワーク障害であることが記されている

 本障害を巡っては、朝からX(旧Twitter)などで「クレカが使えない」「クレカ障害」といったユーザーの悲鳴が相次ぎ、店舗での支払いや交通系電子マネーへのチャージなど、日常生活の幅広い場面で大きな混乱が生じていた。

 16日18〜19時頃、都内にあるレストランチェーンやカフェチェーンを訪れたところ、「ただいま、決済端末の通信に関してエラーメッセージが出てしまい、お客さまのクレジットカードはご利用いただけません。お支払いは現金、交通系ICカード、コード決済サービスをご利用ください」と案内を受けた。また、店舗によっては「お問い合わせが多く都度ご説明しております」と回答した。

 これまでの本誌の取材に対し、三井住友カードをはじめ、JCBや楽天カード、最大手決済プラットフォームのCARDNETはいずれも「自社の基幹システムにおける障害ではない」と回答しており、トラブルの根本原因がどこにあるのか不明な状態が続いていた。

 今回の三井住友カードのアナウンスにより、障害の原因が各カード会社や国内決済ネットワークではなく、国際ブランドネットワーク側にあったことが正式に明らかとなった。利用者だけでなく加盟店も午前中から続いた決済を巡る大規模なトラブルに見舞われた。

X クレカ障害 クレジットカードの決済障害が発生した7月16日朝、Xのトレンドワードには「クレカ障害」などの関連ワードが浮上し、多くのユーザーから混乱を訴える声が投稿された

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月16日 更新
  1. 異例の「iPhone Air」投げ売りはなぜ起きている? 定価29.5万円の1TBモデルが、いま18.4万円で買える3つの理由 (2026年10月15日)
  2. 「iPhone Air」本音レビュー:使って分かった「バッテリーの持ち」と「ケース選び」の悩ましさ (2025年10月10日)
  3. 楽天モバイルのオリジナルAndroid端末にパッチ未提供の脆弱性 対象端末の利用者には機種変更を推奨 (2026年10月14日)
  4. 7型ディスプレイ搭載「Apple HomeView」発表 Siri AIと顔識別で家族全員に「欲しい情報」を届ける (2026年10月13日)
  5. AppleCare+なしで修理費最大27万超の「iPhone Duo」を守るなら? 年間2万も差が出る、スマホ保険を検討してみた (2026年10月15日)
  6. ダイソーで1100円の「GaN USB充電器」は折り畳みプラグで外出用に持ち歩きやすい 45W出力対応でPCでも使える (2026年10月10日)
  7. 「iPhone Duo」のAppleCare+なし修理費用が明らかに 最大27万円超、折りたたみ画面の損傷は18万円超に (2026年10月15日)
  8. スマホの「実質価格」高騰の恐れ、iPhone 18 Proは2倍高く? 総務省の残価設定ルール厳格化は“誰のため”か (2026年10月10日)
  9. 日本未発売の3つ折りスマホからEV、巨大な「欧州風」研究拠点まで――Huawei深セン・東莞拠点を歩く (2026年10月15日)
  10. 「iPhone Duo」登場の裏で「iPhone 18」が発表されなかった理由 変わりゆくラインアップ戦略を読み解く (2026年09月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー