Microsoftは5月31日(台湾時間)、「COMPUTEX TAIPEI 2017」に合わせて開催した「Microsoft Forum」において、LTE通信モジュールとeSIMを内蔵し、いつでもネットワーク接続が可能な「Always Connected PC(常時接続PC)」の実現に向けてIntelやQualcommと協業することを発表した。
オンラインで契約情報を書き込めるeSIMの特徴を活用して、Always Connected PCは利用する現地のパートナー通信事業者とオンラインで契約できるようにする見通し。フォーラムのスライドでは、日本の通信事業者として唯一KDDIの社名が掲載されていた。
また、Always Connected PCを提供するメーカーとして、HP、ASUS、Dell、Xiaomi(小米)、LenovoやHuaweiと並んで日本のVAIOも紹介された。
なお、これらのメーカーのうち、HP、Lenovo、ASUSについてはQualcommの「Snapdragon 835」を搭載するAlways Connected PCも発売する。Snapdragon対応のPC向けWindows 10デバイスは、2016年12月にその存在が公表されたが、そのメーカー名は今回初めて明らかにされた。
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