「UMPCといえどフルスペック」──LOOX Uの外回りをチェックする速報フォトレビュー

» 2007年06月12日 12時30分 公開
[長浜和也,ITmedia]

 富士通のFMV-BIBLO LOOX U50WN(LOOX U)は、すでにこちらこちらの別記事で紹介されているように、大手国内PCメーカーがUMPCとして初めて市場に投入する製品(発表自体は同じ富士通の企業向け「FMV-U8240」が先。また、製品展示は北京で行われたIDF Spring 2007が最初になる)だ。LOOX Uは、そのIDF Spring 2007でインテルが提唱した「Intel Ultra Mobile Platform 2007」を採用したPCとしても注目される。

 内部に実装されたCPUのA110(開発コード名:Stealey)、チップセットのIntel 945GU Express(開発コード名:Little River)、サウスブリッジのICH7Uの姿については、こちらのリポートを参照していただくとして、この記事では、富士通が「UMPCといえどフルスペックのノートPCとしての仕様に妥協しない」と述べる、LOOX Uの外観と本体に用意されたインタフェースを中心に紹介する。

両手で持って親指でタイプしているLOOX U。UMPCという言葉からはこういう姿をイメージしやすいが、製品を説明してくれた富士通のスタッフによると「テーブルにおいてキータッチするのも使いやすい」とのことだった。キーピッチは14ミリ、ストロークは1.3ミリという仕様は初期のLOOX Sよりも余裕のある値だという

正面にはドッキングステーション用の接続コネクタが用意されている
背面はバッテリーパックで占められる

左側面には無線LANオンオフスイッチ、SDメモリーカードスロット、音量調整/ミュート設定ジョグダイヤル、マイク、ヘッドフォン端子が設けられる
右側面にはコンパクトフラッシュカードスロット、電源スイッチ、USB 2.0(×1)が用意される。電源スイッチとUSBコネクタのカバー、無線LANスイッチの形状が筐体デザインにあわせてあるのに注意

液晶ディスプレイのサイズは5.6インチワイドで解像度は1024×600ドット。感圧式のタッチパネルを組み込んでタッチオペレーションに対応。パネル表面には光沢処理が施されている
同梱されているポートリプリケータに本体をセットすると、スレート状態で操作できるほか、このような「立ち姿」でも使えるようになっている。

ポートリプリケータのインタフェースは右側面にUSB 2.0が1つ、背面にUSB 2.0が3つにVGA、LAN(100BASE-TX/10BASE-T)、電源コネクタが用意される。背面にあるU字型の金具は画像の状態から伸ばすことで、本体を取り付けてキーボードを打鍵しても後ろに倒れないように配慮されている
LOOX Uにはスタンドタイプ以外に携帯しやすい小型のポートリプリケータ(俗にいう“ブタのしっぽ”)も用意されている。LANとVGAのコネクタが用意され、出先で無線LANが使えないときのネットワークアクセスや、プレゼンテーションでプロジェクタに出力するときに重宝する

液晶ディスプレイを裏返してスレートPCとして使うことも可能。液晶ディスプレイの表示は回転できるため、縦表示やポインティングデバイスを下側に置いたスタイルも可能(画像ではポインティングデバイスが上側になっている)。LOOX Uには液晶ディスプレイの右上側にスタイラスが内蔵されている

筐体裏面からHDDとmini PCIスロットにアクセスできる。LOOX Uには2つのmini PCIスロットが用意されており、標準状態で無線LANモジュールが組み込まれている。データストレージは1.8インチ厚の30GバイトHDDで、カスタムメイドでMicrosoft Office Personal 2007を選択する場合は40Gバイトを搭載することになる。富士通ではLOOX UにおいてSSDの採用は当面のところないと説明している

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月27日 更新
  1. Apple製品が一斉値上げ、Mac Studioは9万円超も 主要モデルの新価格まとめ (2026年06月25日)
  2. 血管の健康状態も可視化! サブスク不要で「振動通知」を備えた意欲作のスマートリング「RingConn Gen 3」を試す (2026年06月25日)
  3. 手首の負担を減らす“逆チルト”が秀逸! Razer初の多機能エルゴキーボード「Pro Type Ergo」はオフィスの救世主に (2026年06月26日)
  4. Gemini搭載「Google Home スピーカー」は買いか? 6年ぶりの新モデルを試して分かった賢さと課題が見え隠れする“次世代機”の現在地 (2026年06月24日)
  5. 実売2000円台とコスパ最強だけど玄人向け? 断線や充電専用ケーブルも一目で判明するXYZA「USB-C CABLE CHECKER 2」の実力 (2026年06月26日)
  6. 8980円の「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ5MP」を試す 約500万画素で人物追跡、有線LAN接続も (2026年06月24日)
  7. 間もなく登場するWindows 11次期アップデート「26H2」で何が変わる? 2027年に向けたUI進化と高速化 (2026年06月23日)
  8. ビックカメラがBTOデスクトップPCの販売を開始 (2026年06月26日)
  9. カジュアルゲーマーの最適解になる? 日本HPのゲーミングノートPC「HyperX OMEN 15」のIntelモデルを試す (2026年06月25日)
  10. AM4の勢いは止まらない!? 熱伝導シート付属の「Ryzen 7 5800X3D 10th Anniversary Edition」が登場 (2026年06月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー