ソフトウェアとサービスの融合を果たす――MSNとWindows Liveの事業戦略:Windows LiveはIDを統合(2/2 ページ)

» 2007年08月03日 01時00分 公開
[前橋豪,ITmedia]
前のページへ 1|2       

Windows Liveは1回のログオンで各種サービスが利用可能に

オンラインサービス事業部プロダクトマネージメントグループWindows Liveチームディレクターの小野田哲也氏

 Windows Liveの戦略に関しては、オンラインサービス事業部プロダクトマネージメントグループWindows Liveチームディレクターの小野田哲也氏が説明した。

 Windows Live全体のトピックとしては、シングルサインオンに対応し、2007年秋にサイトのデザインを大幅に変更する予定だ。これにより、最初に「Windows Live ID」を使って1回ログオンすれば、Windows Liveとして提供される各種サービスに自由にアクセスすることが可能になる。また、Microsoft Updateを通じてWindows Live関連のアップデートが行える機能も追加される。

Windows Liveの各種サービス(写真=左)。Windows Liveではシングルサインオンを実現(写真=中央)。リニューアル後のWindows Liveでは、中央にコモンヘッダーと呼ばれるメニューが追加され、左端のWindows Liveロゴから各種サービスにアクセスできる(写真=右)

 2007年秋には「Outlook Express」および「Windowsメール」の後継バージョンとして、「Windows Live Mail」の投入を予定している。Windows Live Mailでは、Outlook ExpressやWindowsメールの各種設定をインストール時に引き継げるほか、複数のメールアカウントをまとめて管理することが可能だ。たとえば、ISPのPOPメールサービスに加えて、Windows Live HotmailなどのWebメールサービスへのアクセスにも対応し、異なるメールアカウントに届いたメールを画面上でドラッグ&ドロップして移動することもできる。また、アンチスパム技術も向上しているという。

 Windows Live Hotmailも強化され、8月中に容量2Gバイトのメールボックスが倍以上に拡張される。また、オンラインストレージの「Windows Live SkyDrive」、OutlookからWindows Live Hotmailのアカウントにアクセスしてメール、カレンダー、連絡先を同期できる「Outlook Connector」、「Windowsフォトギャラリー」の後継版となる「Windows Live Photo Gallery」といったサービスの国内展開を予定している。そのほか、Windows LiveがWindows Mobile 6にプリンストールされることで、携帯端末での利用者増加も見込んでいる。

Windows Liveサービスのインタフェースは、企業や教育機関といった顧客向けにカスタマイズして提供することも可能だ(写真=左)。Windows Live Mailでは複数のメールアカウントを管理できる(写真=中央)。Outlook Connectorを利用すれば、Outlook上からWindows Live Hotmailへアクセスできる(写真=右)

Windows Live Photo Galleryでは2枚の写真を合成してパノラマ写真を作成したり、静止画をWindows Live Spacesに、動画をSoapboxに投稿できる(写真=左、中央)。Windows Mobile 6に搭載されたWindows Liveのデモ(写真=右)

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月26日 更新
  1. 実売3万9800円でノートPCを3画面化! ソースネクストのデュアル拡張ディスプレイ「DGP-DMD1401」を試す (2026年09月25日)
  2. AndroidとChromeOSが融合した次世代PC「Googlebook」の実機を見てきた ――AI統合で何が変わるのか? (2026年09月25日)
  3. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  4. なぜ競技用ゲーミングPCは光らない? HPSC久木留所長とマウス軣社長が語るアスリート支援の未来 (2026年09月24日)
  5. “Vision Pro級”のMR体験が約100gの軽量グラスで? 最新の「Meta VR Glasses」を試して分かった圧倒的な快適性 (2026年09月25日)
  6. 「これはわれわれにとってのTGSだ」 ロジクールGが年に一度の旗艦イベント「Logicool G PLAY Tokyo 2026」を開催 熱気あふれる会場を現地レポート (2026年09月25日)
  7. GeForce RTX 5080は30万円超えの空気感――GPU高騰の裏で見つけた7割引の水冷パーツと8万円台の小型PC (2026年09月26日)
  8. 12インチ「Surface Pro」と13インチ「Surface Laptop」に個人向けの第2世代が登場 Snapdragon X2 Plus搭載でメモリは最大24GBに (2026年09月24日)
  9. ロジクールGの新型マウス「PRO X3 SUPERSTRIKE」や8K対応キーボード「PRO X2 RAPID」を見てきた (2026年09月24日)
  10. 天空がCore Ultra 5を搭載した10.51型2in1ノート「TENKU Note Pro AI」を発売 (2026年09月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー