製造プロセス65nメートルで作られた初のSempronが木曜日から出回っている。「Sempron LE-1150」で、価格は5000円以下。在庫は少数だ。
Sempron LE-1150の動作クロックは2.0GHzで、L2キャッシュは256Kバイト搭載する。TDPは45ワットだ。ソケット形状はSocket AM2となる。
パソコンショップ・アークは「ほとんど注目されていません。コンシューマーの主流はデュアルコアに移っているので、シングルコアを買う人は少ないんです。購入するのは、性能を完璧に把握しているPC上級者ですね。ファイルサーバーやセカンドマシンに使うようです」と話す。
その一方で、Intel製のシングルコアCPU「Celeron」シリーズが、いまでもエントリー層の人気を保っていると語るショップは多い。この違いは「Celeronは、ビギナー向けの低価格CPUとして確固たる地位を築いています。それに対し、AMD製CPUを購入する人は中上級者が主流なので、Sempronに目を向ける人自体が少ないです」(某ショップ)という、客層の差にあるようだ。
なお、Sempron LE-1150の入荷を見送ったあるショップは「3000円以下なら、新しい需要が生まれるかもしれません。ちょっと高いですよね」と話していた。
製品: | AMD「Sempron LE-1150」 |
入荷ショップ | |
パソコンショップ・アーク | 4980円 |
ドスパラ秋葉原本店 | 4980円 |
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